「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

I Got Rhythm?

I Got Rhythm?/大橋トリオ
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①I Could Be 一発目は軽快なナンバー。細かく軽やかに刻まれるリズムに心躍らされる。 全英詩。右へ左へ素早く駆け抜ける風のような印象。 ②Winterland これも楽しいリズムの一曲。おそらく表紙の絵はこの曲をみんなで歌っているところをイメージしているんじゃないかな。確かに、雪の中外で踊りだしたくなるような曲だ。バックで繰り返されるピアノの軽快なメロディが小気味良い。吹雪の中をくるくる踊りまわるような印象。 ③singsing リズミカル3連曲!でも、それぞれ毛色が違うんだなぁ、全然印象が違う。この曲は、ちょっと都会的で気取った感じ。街をオシャレして闊歩するようなリズム・・・かなぁ。最後の演奏が超カッコいい。ピアノの連弾とギターのリズムが爽快。ピアノのオシャレなフレーズからギターへ、フェイドアウト! んー!!よく出来てる!! ④Here To Stay 全3曲が決まり過ぎてて、印象が薄い気がする。ピアノもカッコいいんだけど、サビのメロディが単調で耳に残らないんだなぁ。歌の終わり方が「Here To Stay」でビシっと決まれば、もっと良かった。まぁ好みの問題。 ⑤Voodoo 大橋トリオの最高傑作の一つだと思う。目を瞑って聴きたい。 もうイントロのベースラインが凄い!なんか、変てこだけど、めちゃくちゃキマッてて、ニヤニヤしてしまう。 サビの入り方!ピアノのティラララララが良い!そして、1番の最後!ベースを追ったメロディ。これがカッコいい!そっち行くか・・・おおおおお!すげぇっぇぇぇぇぇ!って感じ。 やっぱり、ベースラインも最高だけど、メロディもカッコいいんだな。こんなAメロ、サビ聴いたことないもん。独特で秀逸。間奏のベースソロも大人で孤独な雰囲気、カッコいい! エンディングのギターのカッティングもすげぇ。よう思いつくなぁー、オシャレでキザ。そして最後のベースラインメロディ。もう完璧。曲のタイトルも最高。なんだよVoodooって!! ⑥君は雨 本アルバムはバラードのレベルも相当高い。この曲ほどシンプルだけど人の心にしっとり残る曲もないだろう。 Bメロが耳から離れない。控えめなのに、人の心を締め付ける。サビの中の低音の使い方が巧い。作詞している人も天才だよ。 ⑦Emerald 他の曲が凄すぎて霞んでしまう曲の一つかもしれない。8分の6拍子かな、ちょっとノリを変えた感じの曲でサビも良いんだけど・・・ちょっとメロディが定まらない感じが好みじゃないのかもしれない。 ⑧Everyday 同上 ⑨誇り高き花のように この曲もこのアルバムかあとビックリしてしまった。アルバムの最後の曲じゃないんだ?これが最後じゃなくて、何を最後にするんだよと不安になるほどの珠玉のバラード。 サビの転調は芸術的。見事、夜が溶けていくような・・・雲が霧散していくような・・・夜空に星が広がるような・・・つぼみが花開くような・・・希望に満ちた世界へ繋がっていくような印象を演出する。 大橋トリオでは珍しい、ストリングをフルに使っている。 ⑩ここにあるから 凝りに凝って作ったポップスという感じ。予想の斜め上のメロディに行ってしまう。安心して聴いていると、心を乱される気がするのは僕だけ・・・? ⑪僕と月のワルツ 音楽の教科書に載っている古い曲みたいな雰囲気。ちょっとレベル高い。 ⑫Lady 最後はこの曲か・・・納得。 こんなに複雑でこんなに美しいメロディがあるのか、と思う。聴いていると宇宙の中に浮かんでいるような気分にさえなってしまう。 ピアノ一本でここまでの世界観を作れちゃうのは、もはや芸術。 このアルバムは、当たり外れがあるようにみえるけど、当たりがあまりにでか過ぎるから、他が少し地味になってしまうだけで、基本的にはすべて良い曲なのだ。 個人的にはVoodoo、君は雨、誇り高き花のように、Ladyが好き。