「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

君の知らない君の歌

君の知らない君の歌/ASKA
¥3,000
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ASKAのセルフカバーアルバム。『12』もセルフカバーだったから、2枚連続。

過去を振り返りたい時なのだろうか、新曲も聴きたいよね。

セルフカバーアルバムも良いけど、元祖チャゲアスの録音を超えるのは相当難しいんだなぁと実感させられる。編曲の雰囲気を変えて「これも良いね」っていう印象を与えることはできても、原曲の衝撃を超えることはやっぱりできない気がする。

①めぐり逢い

ポップでロックな作り。やっぱりチャゲアスの時の、薄暗い調子の方が曲に合っている気がする。

冬の街をコートで顔を隠しながら歩く、みたいなシチュエーションで聴きたい曲だから。

⑤MIDNIGHT 2 CALL

何年経っても色あせない名曲中の名曲。メロディはすごく素朴なんだけど、歌詞の切なさとすごくマッチしている。年を重ねたASKAにしか出せない味わいが加わって、また名曲の歴史を塗り替えた。

最後のサビの『ずるいよ』のメロディも少し変えている。そこも良い。

⑦くぐりぬけて見れば

初めて聴いた曲。チャゲアスファン歴は8年くらいやっているから取りこぼしはあんまりないと思っていたけど、既出の曲なのかな?でも、キャッチー。

⑨201号

アルバムの片隅に静かにたたずんでいる様な一曲だったけど、セルフカバーされるとは・・・。

優しく、簡単に演奏してささやくように歌うバージョンの方が曲にはあってた気もする。

⑫C-46

前奏がゆっくり始まる・・・。映画の序幕の様・・・。

たっぷり2分45秒くらい前奏・・・。

もうすっかりC-46の世界にどっぷり浸かってしまう・・・。

今のASKAだから歌える深い歌声。

後悔と失念と諦念と哀愁と未練・・・それでも良い人生だった・・・そんな想いが伝わってくる。

このアルバムはこの曲のためだけにあるんじゃないかと思うほど、ぶっちぎりの完成度。

でも、個人的にはチャゲのハモリが大好きだったから、原曲の方も聴きたい。