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「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

天使のくれた時間

映画

久々に涙が出るほどの素晴らしい映画を観ました。今年観た中で、一番の映画だったかもしれません。元々は2000年の映画です。

ウォール街の大手(中堅?)投資銀行の社長を勤めるジャックは欲しいものを全てに手に入れ、自分自身、何の不満も感じていない成功者。仕事に人生のすべてを捧げている彼はクリスマスだろうとお構いなしに次々と会議を入れてはをこなしていきます。そんな彼の元に13年前学生時代に付き合っていた元恋人からの電話が入るのだが…。

世界一素晴らしい映画の中の一つ『素晴らしき哉、人生!』の逆バージョンと言って良いでしょう。『素晴らしき哉』の方は、今の人生の素晴らしさを再認識させられて、あぁ良かった、と胸を撫で下ろせるのですが、この映画はその逆なので、まぁ切ない。

相当切なくて、終盤は観ている方が過呼吸になります。

恋愛映画で泣くことってあまりないのですが、ラストのニコラスケイジの迫真の愛の告白に号泣してしまいました。幸せを感じさせて、それを奪い去って、また何とかその幸せを掴みたいと思わせるこの手法。観ている方は、心を揺さぶられ過ぎて辛い。過去の選択を今でも後悔している人には、今からやりなおす勇気を、何気ない幸せを手に入れている人には愛する人への感謝を、それぞれ呼び起こしてくれるラストでした。

ニコラスケイジもマッチョでカッコいいし、ティアレオーニも少女の様に可愛らしい、子供達も抱きしめたくなります。みんなに勧めたい最高の映画でした。