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「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

蜩の記

higurashi

映画『蜩の記』観てきました。暇だったのです。

本格時代劇です。三谷幸喜の書く様なソフトな感じではなく、言葉遣いから仕草、歩き方まで徹底的に行き届いた時代劇でした。美しかったであろう、かつての日本の姿を見せられたような気持ちです。

ただ本格過ぎて、言葉や制度や仕組みが分からない。民衆の中でひっそりと生きた”たそがれ清兵衛”の様な話なら、ちょっとくらい言葉がわからなくても問題ありませんが、がっつり藩政の話と絡み付いた人々の生き様を扱っているので始末が悪いです。目の前で何が起こっているのかは分かるのですが、なんでこの人達がこんな行動をしなくてはならないのかが分からないのです。”郡奉行”と聞いて我々の年代(アラサー)の何%が役割を理解出来るでしょうか。

役所広司も岡田君も堀北真希も素晴らしい演技でしたが、私の知識では理解できないお話でした。文庫本と電子辞書で予習してから映画を観た方が愉しめそうですね。