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「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

スパニッシュアパートメント

10年以上前のフランス映画?スペイン映画?です。アメリのオドレイ・トトゥも出ています。

ヨーロッパ圏内の留学を促進するエラスムス計画。25歳大学院生の主人公グザヴィエはエラスムスを利用してスペインのバルセロナに一年留学に行きます。金のない多国籍の学生達がバロセロナのアパートでルームシェアをしていく中で起こる小さなゴタゴタ。不倫とセックスとレズの話を中心に展開される青春群像劇です。(ほとんどが性の話だ)

大した事件が起こる訳でもなく、ぐだぐだ退廃的な学生生活が続くところが妙にリアルです。進歩もなく感動もなく反省もない。なんだか自分の人生だけうまくいってないという焦りだけが募っていく。どこの大学生も似た様なものなんですね。

アパートにはフランス人、スペイン人の他に、ドイツ人、イタリア人、デンマーク人などもおり、それぞれのキャラクターも面白おかしく描いてあります。海外留学に言った事のある人なら、多国籍あるあるを目の当たりにするでしょう。必ず国民性をネタにしてくる奴いるよな、とか。全然テンション違って焦る時あるよな、とか。

ヨーロッパ圏の学生達は10年以上前からこういう風に交流し合っているとなると、日本の政治家や実業家がグローバルグローバル叫んだところで、人材交流の量質ともに追いつける訳ないですよね。

学生時代にこの映画を観ていたら、もっとヨーロッパ留学したくなっていただろうか。逆に、興味を失くしたかもしれません。