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「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

インファナルアフェア

ハリウッドでも日本でもリメイクされた香港映画の傑作『インファナルアフェア』です。めずらしく予備知識を持った上で鑑賞した方が良い映画です。

マフィアに潜入捜査をし続ける正義の警察官ヤンと警察に潜入する巨大マフィア構成員ラウの日常と苦悩を描いた作品です。マフィアに潜入捜査している警察官と警察に潜入しているマフィアという構造が最初の10分くらいで過去の映像ダイジェストで描かれるのですが、若かりし日のヤンとラウの顔が似過ぎていてどっちがどっちが分からず、開始1時間まで誰が何をしているのかさっぱりわかりませんでした。(⬅私だけか)

だっていきなりマフィアのボスが「お前らは優秀な警察官になれ!」と言って映画が始まっても、日本の一般人には何が起こっているのか理解できませんよね。香港の警察ってこんなにやくざっぽいのかな、とか。毎年、若手を交換しているのかな、とか思っちゃう。さらに最も優秀な警察学校の学生が追放されるのも最初は「?」でした。まさか潜入捜査させるために、一番優秀な学生を誰にもばれない様に退学させるなんて、想像もしていなかった。

潜入捜査官はマフィアの巨悪を一気に解体するために、上層部へ上がらないといけない。そのためには、かなりの悪事を働く必要があったでしょう。殺人をしなければならない場面もあったのでしょうか。

逆に警察に潜入しているマフィアも警察で出世しないとマフィアへの本格捜査がどこまで及んでいるのか掴むことが出来ないので、仲間を売ったりすることもあったのかもしれません。

とにかく複雑で特殊過ぎる事情が絡まった男達の人生をかいま見ることが出来ます。これぞ良い映画!