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「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

JUNO

数々の映画賞を受賞し、TSUTAYAのどの店舗にも3、4本置いてある映画『JUNO』観ました。これだけ推されていればいずれ観ることになると思っていましたが、引っ越し間近のこんな忙しい時期に観てしまいました。

はっきり言って、なんでこんなに評価されているのか全く分からない最低映画でした。

ストーリ−はちょっと変わったパンクな女の子が妊娠し、子供を生んで養子に出すというもの。アメリカ的な価値観なのか、分かりませんが、生んだ子供の顔も見ずに、養子に出し、発育状況の報告を何も受けないというのは、彼女にとって、胎児とどう違うんでしょう。生命を奪う権利は誰でもないから、生むべきという話?でも自分では育てられないから裕福な家庭に全部任せて自分は青春に戻りますってか?何か納得いかない。あんたとあんたの周りはそれで良いだろうが、子供が可哀想だろう。きちんと自分を守ってくれる両親と、ボーイフレンドがいるなら、二人の子供は自分たちで育てれば良いじゃないか。主人公は高校生で子供だから良いんだけど、ちっとも成長が感じられなかった。

ボーイフレンドのことをなぜ好きなのか、というか初めから好きだったのかも全然分からなかった。あれがアメリカ風の愛情表現なのだろうか。最後に愛情に気づいたのなら、二人で育てるものかと思った。

自分が育てられないから養子に出す、あとは知らないという発想も幼稚。 養子先の夫に迫られて傷つくにも幼稚。 ボーイフレンドの大事さに気づいて二人でやり直そうとするのは良い。でも子供は置き去りで、二人の青春に戻ってしまう。

子供が子供のまま子供を産み、子供であり続けると言う非常に危ういお話だったような気がします。 何が良いのか教えて下さい。