「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

この採用ページがヤバい

この採用ページが話題になってます。 http://sp.rakumachi.jp/recruit/lp/ 極論をネタで言って、炎上することで注目度を上げようという目論みなら見事に成功ですが、本気でこんなこと言う人がいたら怖いなと思い、すこし意見を述べます。 社会が若者を育てる理由は”ビジネス”でも”義理”でもなく”義務”です。 共同体全体で若者を大人に育てる義務が、大人にはあります。というか主体的に若者を育てようという気概をもっている人を”大人”と呼ぶのでしょう。 その意味で、いきなり自分のロジックを振り回して、新参者を査問し、審査し、評価する人を大人とは呼びません。社会はそんなに甘くない?何を言っているのですか。あなたのような人がいるから嫌な社会になるのです。大人が増えれば、社会はもっとよく回りますよ。だって、いきなり知らない世界に飛び込んでガムシャラにやらせて、出来なかったらポイするよりも、しっかり面倒を見て、次世代を担う力を身につけさせた方が、絶対に費用効果は高いから。 自分がうまく立ち回れるルールの中で既得権益を手放さず、新参者を待ち受けている人は”卑怯者”です。自らのリソースを割いて、大きな目で若者の育成を手伝っていく”義務”が社会、および企業にはあると僕は思います。 だから、3年で辞める若者と批判されていますが、もしネガティブな理由で辞めている若者が多いのなら、批判の矛先は若者ではなく企業に向けられるべきです。辞めさせちゃいけないんですよ。辞めさせないようにしないといけない。社会の中で、力を発揮して、新たな価値を生み出す”大人”に育て上げる”義務”が企業にはあるんだから。 若者に厳しい人っていうのは全然カッコ良くない。その人は”大人”じゃないから。若者と同じ土俵にいる”老けた若者=若者ゾンビ”だから。 本当の”大人”は若者を同じ”大人”に育て上げる人のことをいうのです。