「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

一人旅~タイ旅行編③~

一人旅の作法が分かってきた3日目。多くを求めないこと。店員さんとのお金のやり取りだってこの広い世界で偶然重なった貴い出逢いではないか。そういうことに喜びを見出すように生きていこうと。

もうツアーは参加せず、自分で町をぶらぶら。
テーマ曲は『今が人生』



この曲を聞いていると、まだまだ青春の只中にいる気がする。天気は雨が降ったり止んだり、でもそれこそが人生。

朝食、辛くて美味い!胃が燃える!

街歩きは楽しい。

異国の中の異国、中華街。

混沌としている、平日の昼間なのに人でごった返している。

昼食の油そば。これが究極的に美味い!タイ版二郎みたいな感じ。油でぎとぎとの麺としゃりしゃりのねぎ、醤油で味付けしたチャーシュー、いくら食べても開きのこない味。これで30バーツ、100円もしないくらい。最高に美味かった。また食べて―。

この日は、9時から歩きっぱなしだ。どんどん歩こう。

カフェで一休み、日本食の紹介があった。ソフトシェルクラブのから揚げ丼って日本食なの?日本食とは何か・・・。


歩いて歩いて、また一休み。

カフェで読書する幸せ・・・。道行く人を観て、物思いにふける。これから自分は何をするんだろー。仕事がしたいのか、勉強がしたいのか、どんな仕事がしたいのか、どんな勉強がしたいのか、結婚は、家族は、答えの出ない問いに頭をめぐらす贅沢な時間だ。
そこらへんにあるグローバル企業をみて思う。彼らは世界をどう変えたのか。別にタイにケンタッキーがなくたって、タイの人はそれぞれ違うものを食べるだろうし、違うところに就職するだろう。他の飲食店がつぶれなくて済んだかもしれない。タイにまで進出して得たものはなんだろう、従業員の給料が劇的に上がるわけではないのだから、儲かっているのは経営陣だけなのかもしれない。一握りの経営陣の莫大な利益の為、実動部隊の少しの利益の為に、グローバル企業は生き残りをかけて、世界の隅々まで進出し、利益を絞り取ろうとする。そんなこと別にしなくても良かったんじゃないのかなー。うちの会社の製品もタイで何度か見かけたけど、この製品がタイ人にもたらした便益とは何だろう。なきゃないで暮らしていくだろうし、あればあったで少しは助けになるかもしれないけど、そこまで価値のあることだろうか。
僕が求めていた世界をまたにかけるビジネスって一体・・・こんなことがしたかったんだろうか・・・

なんて考えてしまう。

夕方にはムエタイ観戦。外国人は2000バーツとかなり高めだけど、せっかくのチャンスなので、行ってみた。

賭博の対象となっているため、時間稼ぎで2Rまで勝敗は決しないようにやる、とうわさで聞いたけど、ガチな試合はガチだった。KOもあったし、かなり面白かった。

平日なのに、すごい活気。おっさんたちが怒声でかけをする様は一見の価値あり。

ムエタイの判定はすごく分かりずらい。僕がやっていた極真の基準だったら、全然逆だったりすると思う。ムエタイは防御もカウントになるらしい、だから無駄な手数を増やさない方が良い面もあり、一方ミドルキックは防御されてもポイントになるとか、極真ではありえなかった。

10時半ころにスタジムを出て、最後の晩餐。

海鮮タイ炒飯、80バーツ。イカやエビがたっぷり入っている。感動するくらい美味い!めちゃくちゃ美味い!日本で食べたどの炒飯よりも美味い!味はすごくシンプルなんだけど、深みがある。これを毎日食べれたら幸せだろーなー。


次の日の朝、飛行機で帰った。
一人旅は初めてで、最初は寂しくて心が折れそうになったけど、基本的に一人であることを受け入れてしまえば、こんなに楽で楽しいことはない。一人思い出し笑いも絶えない。思い出だけでも十分に生きていけるほどの歳になったからかもしれない。ご飯が超絶に美味しかったから、またぜひタイには行きたい。今度のタイは恋人とビーチに行く、っていう過ごし方が良いなー。

今回で、一人旅の楽しさが分かったので、またぜひ行きたい。
今度は、インド、モロッコ、オーストラリア、ギリシャ、中国、ネパール、ペルー、ボリビア