「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

最近の夢の話

7月からやたら仕事が忙しい…。 元々、やりがいはなく、給料は安い、けれど楽で早く帰れる、というだけが取り柄の仕事でした。

その唯一の取り柄がなくなり、やりがいはなく、給料は安い、忙しい仕事になりました。御陰で本は進まず、パソコンは勉強はできず、ブログ更新する暇はない、という日々が続いています。社会人なんて元々そんなもんだと言えばそれまでなのですが、もう27歳なので自分の人生についてそろそろ考えても良い頃です。

突然の自分語りですが、私の家庭は転勤族でした。私は東京で生まれ、幼稚園は姫路、小中は名古屋、高1は品川、高2〜大学3は川崎、大4は横浜に住んでおり、就職したら豊橋、その2年後、今の住まいである大阪府枚方に来ました。

私的最も住みにくい街 豊橋市 もう最低の街です。駅西口はコンビニさえない。人の住んでいないボロボロの建物が並んでいるだけ、誰も立ち退かないので発展しなかったとか。東口はブラジル人やホームレスだらけ、松葉通りが一番栄えている通りですが、夜の店が10数件ある程度。駐車場はいっちょまえに1日1200円とかとる。駅からはなれたところにもtsutayaだのアピタだのありますが、イオンすらない。イオン行くには1時間かけて岡崎にいくか浜松に行くか、です。でも1号線も高速も混みます。そして、一番困ったところは、南側で盛んな畜産業の御陰で町中が糞尿匂いところ。飲食も美味しくないし、名産品もちくわ、唯一良いところは夏、風が吹いているのでそんなに暑くないことくらいでしょうか。

最も住みやすい街 大阪 今住んでいるのは枚方ですが、実家は吹田、恋人は大阪市にいるので、休日はもっぱら大阪のキタ側にいることが多いです。大阪は本当に素晴らしい!何でもあるし、東京よりはるかにコンパクト。梅田の中心から車で10分行けば閑静な住宅街にいくことができます。電車は混まないし、人はノリが良くて面白い。グランド花月で知らないおっさんとお笑いの話をしたり、茶屋町で本を買ったり。阪急でデザートを食べたり、と都会的な楽しみもあれば、六甲山や金剛山など気軽に楽しめる山もすぐ側にある。観光は京都、和歌山、奈良が隣県で見所いっぱいだし、中国、四国、九州など観光見所いっぱいの地方にも関東よりはるかに行きやすい。

じゃあ、東京はどうだったんだという話になりますが、私は東京(周辺)が合わなかったのだと思います。住みにくいというわけじゃないですが、好きではありませんでした。いつ乗っても満員の電車、人だらけの繁華街、冷たい人々、どこにもない自然。北へ行こうとすれば、埼玉、群馬、栃木、茨城、と日本4大どうでも良い県が道を塞ぎ、西へ行こうとすれば、無駄に東西に長い静岡県(伊豆、熱海は飽きたよ)が行く手を遮る・・・つまり気軽に面白い土地へ旅行に行けない。

ここからが、本題なのですが、私はとにかく東京という街を抜け出したくて海外へ想いを馳せました。英語を勉強し、フランス語を勉強し、ロシア語を勉強し、ポルトガル語を勉強しました。とにかくどこでも良いから海外に住みたかったのです。そうして、大学4年生の私は、今のグローバルメーカーに就職しました。海外売上比率は上場企業でも随一で、国連加盟国数以上の国で自社製品が活躍していたから…。ところが、ふたを開けてみると、いつも言っている通り、うちの会社は日本人は海外に行く必要がない、というほどにグローバル化が進んでいました。そうして、豊橋市で国内営業職となり地獄の日々を乗り越え、今、ようやく大阪という土地に巡り会えたのです。

私は海外へ行きたかったのではなく、東京から逃げたかったのだと知りました。(浜田省吾の『America』の歌詞にもありましたね)今は、一生住み着きたい場所をみつけたので、海外移住の希望は全くありません。そろそろ定住の地を決めて、そこの風土と共に生き、地元の食材を食べ、地元の振興に力を注ぐ様な人生を送りたくなってきました。

そして今の私の現実的な夢は、海外移住ではなく、家を買い、大型犬に囲まれながら生活すること、に変わりました。さらに欲を言うと、自分のやりたいことをしながら大阪周辺に住み続けることです。いま頭に描いているwebサービスで起業し小さく生きていければ一番良いのですが、地元の会社に就職しながら、趣味でそんなことを進めてもいいかなと思ってます。

すると、今の大手グローバルメーカーに勤め続ける理由がないのです。架空の地元中小企業と比べた時のメリットを挙げるとすると、①たぶん潰れる可能性は他の企業よりは少ないため長く働ける、②干されても年収700万くらいにはなる③大企業なので社会的信用と親の安心が得られる、くらいでしょうか。そして確実なデメリットは①全国転勤が定年まで続く、だけだと思います。やりがいや職場環境は良くなるとも悪くなるとも言えないので。

でもその全国転勤が自分の人生にどれだけ大きな負担になるのか、が問題なのです。全国転勤すれば、家は買えない、当然大型犬も飼えない。家族も一緒に転居することになり、その度に大きなストレスとなる。今の恋人と結婚するとなれば、共働きになるため子供の面倒は誰が見ればいいのか。両親はあと10年は京都に住む予定だから頼れない。

考えてみれば、全国転勤っていうのは奥さんが専業主婦だから成り立つ前時代的なシステムですよね。完全に男の都合で家族を振り回せるっていう前提がある。男は外で働いて、家庭は顧みなくても良いっていう前提がある。それで給料が多いなら分かりますが、うちの会社はそれで給料が安いんだから大変です。

結論を言うと、全国転勤っていうリスクは自分の人生で到底負えるものではないので、転職か起業をリアルに考えないといけないタイミングだな、と思うのです。

本日、転職カウンセリングを受けました。どんな会社を紹介してくださるのか、見てから今後の振る舞いを考えたいと思います。