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「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

勉強しないことはシンドイ

先日、学生時代のアルバイトにNOを突きつける記事を書きましたが、実際には学生時代にアルバイトをする効能が一つだけあります。

それは「頭を使わない仕事の辛さを知ること」です。(他にはもうありません)

だから、頭を使うアルバイトは一切無意味です、直ちにやめましょう。頭を使うアルバイトの代表例として、塾講師、家庭教師、霊媒師、陰陽師一寸法師などがあります。特に塾講師等やろうものなら、何の経験も知識もないうちから生徒たちに「先生、先生」ともてはやされ、ろくな大人になりません。(私が良い例だ)一人称が「先生」になったらもう終わりです。「こころ」を呼んだ時に感情移入しすぎて自殺する日がくるでしょう。(同様の理由から「K」も「私」も危ない)ちなみに、私が家庭教師をやっていた子は二日目に逃げ出し、お母様に泣かれました。一日目に全く勉強せず、映画の話ばかりしていたのが原因かもしれません。彼は今も元気にやっているのだろうか。一寸法師についても良いアルバイトだとは誰も聞いたことがあるまい。

頭を使わないアルバイトというのは、逆に言うと身体を使って稼ぐアルバイトを意味します。身体を使って稼ぐアルバイトをしろと言っても別に風俗で働けとか、プロレスラーに弟子入りしろとか言っている訳ではありません。コンビニの店員とかスーパーのレジ打ちが望ましい。とにかく言われたことを機械的にやる仕事。機械でも出来る仕事と言っても良い。それを一回やってみるととても大事なことが分かる。

ただ突っ立っているだけってこんなに辛いのか、と。

5時間コンビニのレジ打ちをするだけで足がパンッパンになります。山崎パンの工場のラインで働いても足がパンッパンになることでしょう。米俵を5時間担いでもパンッパンになるくらいだ。

とにかく身体を使う仕事というのは辛い。ただ立っているだけでも辛いんだから、重い荷物を運んだり、早さを要求されるような仕事はもっと辛い。「その場で直立不動を保ちつつ、イラクに荷物を運べ、今すぐ届けろ!」なんて言われた日には相当辛い。二日目には逃げるレベル。

だからこそ、学生時代にこういうアルバイトをしておくと良いと思うのです。「頭を使う仕事がしたい」⇒「勉強しよう」というインセンティブが働くから。

同じ理屈で、子供に勉強させたい親は、5時間座ってはいけないというゲームをやらせたらどうでしょう。きっと子供は泣きだすか、ふてくされるか、口きいてくれなくなります。(近所の住民から児童相談所に連絡がいく可能性がありますが、私は無関係です)グズる子供にはこう言いましょう。

「今、勉強をしないということは、将来身体を使って働かなきゃいけないということや。身体を使って働くっちゅうのはこれくらい辛いことなんやで。将来座って仕事したきゃ、今勉強せなあかんねんで。」

身体の辛さ問題だけでなく、機械的な仕事というのは機械に代替されてしまうリスクをはらんでいることにも注意が必要です。頭を全く使わずに身体を使う仕事は次々に機械に切り替えられていくでしょう。今はのほほんとしていられても、いつ寝首をかかれるか分かりません。歴史がそれを証明しています。電車の切符切り⇒自動改札機、ガソリンスタンド⇒セルフスタンド、本屋⇒Amazonに切り替わりました。さらにレジ打ち⇒自動レジ、営業⇒ECサイト、教員⇒Google、会計士⇒勘定奉行・・・あれ?頭を使うはずの仕事も次々とテクノロジーに浸食されている!!

頭だって機械には勝てないんだから、もう残されたのは風俗嬢とプロレスラーだな。

いいか、若者よ、人間に残された道は風俗嬢とプロレスラーだ。他にはもうない。