「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

英語不要論

私は日本で生きていく限り、高い英語力は必要ないと思っています。高い英語力と言うのは英語で日常生活が送れたり、ビジネスでの意思疎通ができるレベルを指します。『book』とか『music』とかさえ分からないと、さすがに日本でも生活に支障を来すので、中学校レベルくらいは必要ですが。

と、こんなこと考え出したのも、私自身、めちゃくちゃ英語のために時間と労力をかけてきたのに、何も報われていないからです。中学校、高校と英語の授業を一通り受けた+AEONに通ったのが3年間、サンタバーバラへ一ヶ月留学、大学は英語の授業とらなかったのですが、半年間TOECのために勉強したりしました。AEONが月15,000円×36ヶ月=540,000 留学費が安く見積もっても500,000,全部で100万以上かけてるし、時間で行ったら1000時間以上費やしてることになります。たしかに、AEONに通っている時や、留学から帰ってきた時は、少しは英語が得意になりました。TOEICもそれなりに取りました。でも、瞬間だけなのです。英語は使い続けないと劣化します。それも凄まじいスピードで。もしも、日本のビジネスマンに英語が必須、なのであれば、英語は劣化しないはず!

うちの会社は、名目はグローバルカンパニーなのですが、若手は絶対に海外に行かせないポリシーがあり、海外駐在は40〜60代が中心です。私は国内の地面を這いずり回るような仕事を新入社員の時からやらされました。その時が、一番海外志向も強く、英語力も蓄えてあったと思います。入社してもうすぐ5年になりますが、全く英語に触れる機会も無く、今では自己紹介するのも照れくさいほどにまで英語力は落ちぶれました。

そんなのお前の怠惰だろ、と言われればその通りですが、英語力をキープするのってもの凄く費用対効果が悪いのです。いつ使うかも分からないものに、こんなに金と時間をかけることって他にあります? 例えるなら、いつ馬が車の代わりになる時代がくるか分からないから、乗馬クラブに通う、とか、有名人になったときのためにサインの練習をしておくとか、帯刀令が出る前に居合いの練習をしておく、みたいな。 そんなことしないでしょ? 「主役が出れなくなった時、その代役を勝ち取るのは常に備えている者だけだ!」という話もありますが、それはその道で生きていくと決めた人の話。何となく必要になるだろうから、と英語の勉強を続けるのは、はっきり言って、金と時間の無駄です。英会話学校のプロパガンダにだまされてます(私の様に)。英会話学校に通っている人や、NHKラジオの英語学習をしている人の中で、どれだけの人が、「本当に英語が必要」なのでしょう?あんまりいないんじゃないの?日本にいる限り、周りはみんな日本語で生きているんだから、英語が致命的に必要になる訳がないんだよ。今までどれだけの英語学習本が出ましたか?どれだけの英会話スクールがありますか?ベラベラステーションはいつまでやってましたか?いつまでたっても「英語が出来ない人」のためのサービスしか生まれないでしょ?市民レベルで「英語が当然の様に使えるから、使っていこう」という場所やサービスやコミュティが出来ないでしょ?それは、勉強してもしても、英語が上達しないから!なぜなら必要ないから!

それに、必要だったら、そんな余計に学校通ったり、しなくても身に付くのです。必要じゃないから身に付かないのです。だって、ご飯食べれるでしょ?歩けるでしょ?日本語喋れるでしょ?自転車乗れるでしょ?逆上がりできないでしょ?エスペラント語分からないでしょ?タイピングできるでしょ?ネットみれるでしょ?車作れないでしょ?フライパン折れないでしょ?何か3つくらいは当てはまったでしょ?そういうこと。

必要になったら身に付きます。だから、先行して英語なんて勉強しなくてもよろしい。 必要に迫られてやった方が費用対効果も最大化されますから。