「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

飲み会のネタにおすすめ『壁を超えられないときに教えてくれる一流の人のすごい考え方』

最近、自己啓発本ばかり読んでいますね。「流行の本は読まないんスよwやっぱ古典とか海外文学とかが多いっすねw」とか偉そうに普段から言ってるのに、余裕でビジネス本好きっ子です。 本を読み終えることってすごい達成感得られません?たとえ、何も覚えてなくても。どんなにくだらなくても。読み終えるということだけで何かストレス発散、心の充足効果があるような気がしなくもない最近です。 この本も、さくっと読めます。早い人なら30分で読めるでしょう。そして、内容は偉人たちの名言や行動を扱っているので、結構、心に響くことがあります。しかも、ただ紹介しているだけでなく、クイズ形式になっているところが、新しい。ただ、たんたんと読むよりも、クイズにされて、いったん間を置いて自分で考えた方が、驚きも大きく、記憶に残りやすい。本を読むこと=自分の頭で考えないことなんじゃないか、と最近気づき始めていたので、このクイズ形式は非常に面白い試みだったと思います。 たとえば、映画の脚本家が、取材のために新潟で50年間米を作り続けている農家に話を聞きにいきました。写真を撮り終えて、何気なく「今年の米の出来はどうですか?」と聴いた。農家の方が「わかりません」と言った、その後に続く言葉は?? 代役で主役に抜擢される新人がみんな備えている最大の条件とは? 帝国ホテルのバーテンダーが2杯目のグラスを置く位置は? ゴルフ場が無料の朝食ビュッフェを始めました。どんなメリットがある? 世界の人々を幸せにする方法をきかれたマザーテレサはなんて答えた? などなど、目から鱗の回答ばかりでした。 あつかっている内容と紹介の方法は素晴らしい出来なのですが、ちょくちょく著者がどうでもいい小ネタやせこい体験案を交ぜて笑いをとろうとするところが、すごく浅薄で本の価値を損ねています。 そこが実に残念ですが、移動時間にさらっと読む本としてはおすすめです。