「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

働いても稼げない?なら答えは簡単!『稼ぎたければ、働くな。』

稼ぎたければ、働くな。/サンマーク出版 ¥1,365 Amazon.co.jp カンブリア宮殿で取り上げられて以来、大反響の未来工業創業者、山田昭男さんの新作です。 挑戦的なタイトルは「何もしなくても儲かる」という意味ではなく、差異化戦略を意味しています。つまり、皆ががむしゃらに働いていても儲からないのなら、逆のことをやれば儲かる=働かなければ儲かるんだ、という理屈になるそうです。 4千万円以上の経常利益をあげている会社は全体の3%しかない、みんなが同じようにガムシャラに働いていてもたった4千万円ももうけられないのだ、と前説で述べられていますが、当然、税金を払いたくない経営者が利益が出ないように調整していることもあるので、そんなに駄目駄目というわけじゃないんじゃないの、と思いました。 けども、ひたすらこの会社は凄い。 年間休日140日、残業禁止、育児休暇3年、ホウレンソウ禁止、営業ノルマなし、アイデア出せば500円、サークル活動援助、社内旅行5年に一回海外、定年は60歳から70歳まで選べる、全員正社員、しかも年収600万 それでも創業以来40年以上赤字なし! 驚異的な会社ですね、本当。ここまで社員に尽くせる経営者ってなかなかいない。ばりばり仕事して社員の滅私奉公を恃みに、会社を大きくして世界進出していく会社は数あれど、そんな理念、何も素晴らしくない。社員が幸せでない会社など存在意義なし、と僕は思う。だって会社が存在する唯一の目的は多くの人を幸せにすることなんだから。社員の不幸を柱に成り立っている会社は滅びた方が良い。 だから、この未来工業は素晴らしい。やろうと思えば、出来るんだよ、経営者が無能なだけで。残業代払ったら会社が成り立たないとか、有給取られたら仕事が進まないとか、それは機関設計に問題があるのです。 みんなこんな会社になれば良いのにね!