「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

沈底魚

沈底魚 (講談社文庫)/曽根 圭介
¥660
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『鼻』『熱帯夜』に引き続き、曽根圭介の本三冊目! 第53回江戸川乱歩賞を受賞した作品らしいので、期待大。 ほうほう、読んでみると、これはどうやら、前2作とはまるで毛色が違った作品みたいだ。公安警察ミステリー、スパイもの、というのかな。ゾンビホラーとかソリッドシチュエーションスリラーとかじゃない。 結構かちっかちのハードボイルド刑事モノだ。 あまり聴きなれない単語が続いて最初は結構つまづく。 沈底魚とかモグラとか警視庁、警察庁、課長、理事官とか・・・どう違うのかよく判んないけど・・あんまり説明がない。こういう系を好む人には当たり前の単語なのかもしれない。 物語は何度の驚天動地の展開を見せる。逆の逆の逆の逆の逆の逆と思っていたものが、本当は逆だった。みたいな。 ゆっくり読書を楽しむ時間もないので、ぽんぽん読み進めていったら、途中で訳がわからなくなった。 落ち着いて土日を使って、ゆっくり読めば最高に楽しめる刑事エンターテインメントなんだと思う。 でも、僕の趣味じゃないんだなこれ。 もっと感情に直撃する話が良いんだ。