「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

紗央理ちゃんの家

紗央里ちゃんの家/矢部 嵩
¥1,155
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作家は若い!同い年。 読み始めは文章力もあまりないな・・・とちょっと評論家目線で進めたけども、完全に負けました。 読み始めたら止まらない。 何かがおかしい・・・誰かがおかしい・・・え・・・・ちょっと・・・・どゆこと・・・??? 頭がはてなだらけになるけど、流されてしまう。 文章は単純だけど、それが不気味。言葉の途切れ方もおかしい。喜劇染みてるのに不気味。 日本語の形さえおそろしい ぶぶぶぶぶぶぶぶ という描写でさえ、怖くなってきた。 ジャンル的にはサイコホラー。 僕の好きなタイプだからかもしれないけど、この本は最高だった。 誰かに話したくなるくらい怖面白い。 さすが大賞をとるだけのことはある! 単行本より文庫本の表紙の方が、この小説の不気味さを如実に表しているんだけど、アマゾンにはまだないみたい。 次回作も絶対買う。