「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法/橘玲
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久しぶりにゆっくりで休日を過ごせ、本も読めた。

橘玲の本は「マネーロンダリング」と「永遠の旅行者」を読んだことがあって、どちらも金融世界のからくりを暴いていて面白かった。エンターテインメントとしても優れていたから、新しく出たこのビジネス本を読んでみた。

生物学的見地からビジネス社会を生き延びる方法論を導きだす試み、という感じ。

散文的というか、章のなかでも話があっちいったりこっちいったりする。一つ一つのテーマは面白いのだけれども全体的に散らかっている印象が強かった。

「そういうあなたはこうしなさい」というような自己啓発指南書ではなくて「あらゆる情報網が張り巡らされた世界ではこういう商売が成り立つ」というようなマクロ的な視点を提示する本だ。

要約すれば、「資本主義に突っ込んで、ニッチを見つければ成功する」

というような感じかな。

すぐ読めてまぁまぁ面白い情報も入っているけども、大ヒットするような本じゃない気がする。

マネーロンダリング」の方が面白い。

マネーロンダリング (幻冬舎文庫)/橘 玲
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