「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

ブラを捨て旅に出よう/歩りえこ

週刊誌かなにかで話題になっていた旅本です。世界一周の出来事をつづったブログはウェブ上で溢れており、タダでも誰も読んでくれないレッドオーシャンですが、そんな中、なぜこの本が文庫化され、重版されているのか!

答えは一つ、筆者が若くて可愛くて巨乳だからです。

男なら相手が巨乳なら、どんなエピソードも楽しく聞けるし、どんな退屈な話にもうんうんちゃんと頷きます。それと同じ現象がこの本にも起きています。

文章は巧いとは言えません。同語反復もあるし、副詞の連続使用も気になる。そして、妙に硬い。もっとフレンドリーな文体でも良かった様な気がします。

内容は若くて可愛い女の子である筆者が現地の男にたびたびピンチを救われ、施しを受け、親切にしてもらえる話の連続。それを「見返りの求めない優しさ」と受け止める彼女の度量に感服です。人々に親切にしてもらったというエピソードから人間って素晴らしいというメッセージを発信したかったのかもしれません、だから自分から何かしたというエピソードは全てカットしているのかもしれません。そのせいで、彼女を我が侭で人の施しだけを頼りに世渡りしている様に私の目に映ってしまったのかもしない。

もちろん分かってる!彼女も頭の良い人なので分かってるってことも分かってる。でも、やっぱり一言言いたい!

あなたが現地で優しくしてもらったことも、出版できたことも、本を買って読んでくれる読者がいることも、全てが見返りのない優しさ、である訳がない!おそらく99%は下心だ!ただ若くて可愛くて巨乳の著者と××したかっただけだ!

と。

断っておきますが、私は、歩りえこさんのファンです。 巨乳だから。