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「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

感動の自叙伝『ゼロ』/堀江隆文

ビジネス本

ホリエモンの反省を綴った自己啓発本です。本当にやる気になれる本でした。本のタイトルである『ゼロ』というのは、堀江氏自身が、ライブドア事件後懲役を受け、出所してきた『ゼロ』地点にいる、という意味と、誰でも『ゼロ』地点からはかけ算(つまり楽で効率の良い方法)なんて使えない、小さな1を足していくしかないよ、というメッセージが込められています。

小さなことからコツコツという考え方は、メディアを通して伝えられてきた堀江氏のイメージとは対局にある、気がしますが、メルマガ読者なら馴染み深い考えかと思います。堀江氏の哲学は『身近にあるやりたい事を一つ一つ今すぐに実行しよう』という原理が元にあって、お金やら名声やらはその副産物でしかなく、どうでもいいものなのです。

この本の中には、なぜ堀江氏が、ここまで世間を騒がせたのか、なぜ今宇宙事業なのか、の一つの答えが書かれています。彼の心根にあるのは、非常に純粋な”人間讃歌”であった様な気がします。

話し方はぶっきらぼうでも、たまに冷徹な言動が響こうとも、堀江氏の中心に人が集まってくるのは、心根にある純粋さが人々を惹き付けるからなのでしょう。そういう私もメルマガ読者ですので、堀江氏の考えに非常に感銘を受けている人間のうちの一人です。