「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

私がBitcoinに手を出さない理由

Bitcoinの相場が偉いことになっていますね。ちょっとまえにYahooのトップページのデザインがビットフライヤーの広告になった時、これを機に挑戦してみようかと思って少し調べたことがありました。

その時点ではまだ二桁万円でしたが、あの後、急上昇しました。買っておけば良かったー、と思いつつも、どうしても腑に落ちないことがあるので手を出せないままでいます。

私の知識と仮説を整理します。

①通貨は欲しがる人々が存在するから通貨であり続けられます。例えば円を誰も受け取ってくれないのであれば、円は使えません。アフリカの田舎で日本円で買い物しようとしても相手にされません。例えば、私が個人で発券した紙幣は100万円の価値がある!って言っても誰も受け取ってくれませんよね。そんなもの通貨ではありません。

Bitcoinの信頼性はブロックチェーン技術によって支えられている。Bitcoinを利用する時はブロックチェーン技術によって、正式にBitcoinアドレスから発行されたものか照合できます。きちんとした技術で支えられているので、無駄に増えたり減ったりしない。偽札も存在しない。この世にパソコンが有る限り、半永久的に存続しうる貨幣、それがBitcoin。日本円は日本国が滅亡したり、破産したりすれば、無価値になりますが、Bitcoinは人々がPeer to Peerで信頼性を担保しているため、より安心。だからこそ、Bitcoinを欲しがる人が一定数存在し、通貨として成立している。


③ただしブロックチェーン技術を支えているのはマイニングをしている人たち、通称マイナーによる採掘作業である。その採掘作業には膨大な計算をこなすためのコンピュータが必要で、ハード面ももちろんだが、電気代として大きなコストがかかる。なんでそんなコストのかかることをする人がいるかと言うと、マイナーには報酬として新規のBitcoinと利用者の送金手数料が与えられるからです。

④しかし、Bitcoinの発行枚数は始めから決められており、マイナーによる報酬は年々は下がり続けています。計算コストの増加と報酬コインの下落が続き、それらの曲線が交わる場所が損益分岐点となり、その時点でBitcoinをマイニングする人はいなくなります。おっとここで忘れてはいけないのが、もう一方の報酬である送金手数料。その送金手数料を目当てにマイニングを続ける人がいるとすれば、送金手数料が計算コストを上回る場合だけになる。


というのが私が持っている知識。
ここから導きだせる将来の仮説は

Bitcoinの信頼性を担保し続けるためにはものすごく高い送金手数料を取られることになり、そんな通貨誰も欲しくなくなる。だって人から人に移動する度に量が極端に減るような通貨、誰も流通させないでしょ。

⑥流通しない通貨は通貨として成立しないので、Bitcoinの価値はなくなる。


というものです。

そんな未来を誰もが容易に想像できるのに、なぜ人々はBitcoinに手を出すのでしょう。みんな本当は分かっているんだけど、今のバブルに乗っかって売り抜けようとしているの。誰か教えてくれませんか。