「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

離婚後の心境

先日、親戚の家に行き散々心配と迷惑をかけたことを謝りました。

みなさん口をそろえて
「俺は最初からそう思ってた」とか
「あんなのどう見てもおかしいよ、早く気づけよ」と言います。

まぁ、そうだよね。うん、ホントそう。

付き合い始めたのはこのブログ開始とほぼ同時期で7年以上の歳月を元妻に捧げたことになる。まぁ元妻にとっても20代前半の最もいい時期を私に奪われたと思っているのでしょうが。


元妻は日曜日に家を出て行きました。職場が近所なので家も近所です。ただし鍵も返してもらったし、鉄道の路線も違うので、まぁ普通にして会うことはないだろうなという距離です。犬には会いたいとせがまれましたが、なんとかごまかしました。

最後の食事のとき、「あなたにはもっと自由を許してくれる、おおらかな女性が良いと思うよ。」とアドバイスを貰いました。「私には次はどんな人が良いかな?」と聞かれたので、そこで私は文字通り絶句してしまいました。句が絶えるとはこのことだな。だって元妻に合う人なんて存在しないもん。全て許してくれて、あなただけを見つづけて、いくらでもお金を持っていて、身体も求めなくて、ずっと頭を撫でてくれて、こちらが何も与えなくても愛し続けてくれる人、そんなの神様しかいない。いやいや神様でもそんなことしてくれないと思う。私が無言でいると「あ、っそ」と言って会話が終わりました。


最後は本当にあっけなく、じゃあねと言って別れました。これでおしまい。



一か月前は普通に軽井沢旅行とか行ってたのに。一ヶ月でここまで人生は変わるものかと自分でも驚いています。



昔の写真を見ると、楽しかったことも確かにあったなと思います。淡路島でしゃぶしゃぶ食べ放題行ったり、バスツアーで牡蠣食べたり、沖縄でシュノーケリングしたり、北海道で犬ぞりやったり、二人だけでいる時は本当に楽しかった。私も彼女だけを見て彼女も私だけを見ていた。彼女のためならいくらお金を使っても惜しくなかった。彼女が喜んでくれることが私の生きる意味だった。共依存の関係だったのかもしれません。


でも私が東京に戻り、学生時代の友人に再会し、新しい会社の人間関係が開かれ、お金を手にし、結婚したことで全てが変わりました。


幸福は閉鎖である。


本当にそうだったと思う。東京に来るまではお互い身寄りもなく、無人島で二人きり暮らしていたような4年間だった。


世界が開かれてから、私は彼女を重荷と思うようになった。彼女のせいで友人と遊べない、同僚と飲みに行けない、好きにお金が使えない、親とも会話出来ない、そんな生活を強要してくる彼女が疎ましくなった。


彼女からすると閉鎖空間で楽しく依存していたかったのだろうと思う。こちらに来たばっかりに。世界が開かれてしまったばっかりに、今までの生活が破壊された。


でも、仕方がなかった。
むしろ二人きりの世界にいた4年間の方が異常だったのだ。



たしかに二人でいた時間があった、そこには幸せな時間があった、それだけでもう何も望むまい。


今は何の後悔も未練もありません。

あの時幸せだったからと言って、もう一度元妻とやり直そうなどと言う気持ちは1mmもありません。結婚してから、生活が開かれてからは本当に地獄の日々でしたから。今年行った旅行の写真なんて、私全く笑えていませんからね。そんな状態での結婚生活を2年半、続けてしまったことは私が彼女にしてしまった大きな罪だと思います。



今はこの開かれた世界で、どうやって自分で幸せを掴み取ろうかと考えているところです。


とりあえず異性100人とデートするところから始めたいと思います。