「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

失敗 × 失敗 = Happy

失敗しても良いじゃない。

むしろ失敗を奨励することで、日本は大きく変わるような気がしています。アメリカが超大国であるのも失敗を許容する文化が確立されているからなのではないか。



例えば、新しいことを大企業に居ながらやろうとすると必ず偉い人からストップがかかります。やるまえから「何年後にどのくらい儲かるのか全体像を見せろ」「何をやったら誰がいくら金を落とすのか示せ」と100個の質問が飛んできます。これは「失敗しない」ために必要な情報です。でも、そんなわかりっこないのです。この世にない新しいことをしようとしているのに、プロダクトもなく、予算もなく、広告もない状態で、いくらつっこんでいくら儲かるかなんて示せっこない。ただなんとなく「イケる」という確信しかない。そんなもんだ。当然失敗する可能性もある。でも、失敗しない新規事業なんてこの世に存在しない。現状は失敗が許されないから何も挑戦できない、だから何もイノベーションが生まれない。



例えば新卒一括採用というレール。これも一度レールから外れると二度と元には戻れません。日本ではまだまだ大卒で入社した会社に一生勤めるというロールモデルが存在します。「すでにロールモデルがではなくなった」とかいう人がいますが。全然そんなことはない。私の今の会社も前の会社も半分以上の人が一生同じ会社に勤めている。いや7割くらいかな。失敗が許されないから、レールを外れてしまったら、まともな会社に就職出来ない。自由な転職市場も開かれていない。



例えば結婚。恋愛感情がなくなったら軽くリセット、また次の愛する人を探すという生き方は日本では全く確立されていない。アメリカでは一ヶ月セックスレスというだけで夫婦が離婚するというのに!!失敗が許されないから、もう全然愛していない人との結婚生活を送ることになる。1年間セックスレスだけど世間体があるから、なんとなく我慢して暮らし続ける、という夫婦がほとんどなのでは?





失敗しても良いじゃない。ビジネスでも就職でも結婚でも大いに失敗しまくれば良いじゃない。


失敗を奨励するようになれば、大企業内でもバンバン新しい取り組みが行われるようになるよ。もともと地頭の良い人たちの集まりなんだから、1%くらいの確率で破壊的イノベーションを生み出す人がいるかもしれない。




失敗を奨励するようになれば、大卒後放浪したり起業したりしても「失敗の経験」を評価していつでも転職できるようになる。べつに会社をやめることは恥ずかしいことじゃない。自分にあった仕事を見つけるためになんでも挑戦してみれば良い。仕事は誰にとっても辛い金儲けのための手段ではない。あなたにも楽しいことは絶対にある。絶対に。




失敗を奨励するようになれば、好きでもない人と結婚生活を送る必要がなくなる。世間体とかどうでもいい。あなたが最も幸せな生活を送れるようにどうするかを考えるべきだ。一回の結婚で人生を一生共にする人をうまく選ぶなんて、そんなの無茶だ、そもそも。





失敗失敗言ってるけど、こんなもの本当は失敗でもなんでもないのです。別に会社で損失出しても、失業しても、離婚してもどうってことない。だって人生元々「何もない」んだから。この世界だって元々「何もない」んだから。会社も仕事も家族も何もないのがデフォルトなんだから。


本当の失敗はせっかく生まれた人生で、せっかく存在するこの世界で、「何もしない」ことなんじゃないかと私は思うのです。がんがん新しいことやって、がんがん転職して、がんがん離婚しまくりましょう!そうすればみんなもっとHappyになるよきっと!