「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

多動力とは真逆の力『GRIT やりぬく力』

ビジネス本ランキングで長い間ランクインしている本です。

 

 

 

やりぬく力というのは造語で、成功するまで頑張れる力、という意味です。なので、やりぬく力が強い人ほど成功する、というのは同語反復しているのだから当たり前です。

 

毎日毎日努力したのに成功しなかった人にも焦点を当てないと本当に努力が成功に結びついたか比較出来ませんが、成功していない人というのはどこにいるのかも分からないので実験の対象にもなりません。

 

P72 才能✖️努力=スキル  スキル✖️努力=達成

 

 

何かを達成するのに才能はあるに越したことはないが、努力は二乗で効いてくるので、努力できる人が強い、というのがこの本の1番伝えたいテーマです。

 

P97 成功するには「やるべきこと」を絞り込むとともに、「やらないこと」を決める必要がある。

 

 

やりぬく力の定義からして、あれもこれも手を出すのは不可能です。人生で何かを達成すると言えるレベルになるためには何か一つに絞らないといけないのかもしれません。

 

 

P141 なにをするにしても、その人がどれくらい成功するかを左右する「決定投票」は、その人がその仕事を「どれだけ切望し、どれだけ強い情熱と興味をもっているにかかっている」のだ。

P147 「必死に努力する以前に、まずは楽しむことが大事」

 

 

好きでないと努力できないので、好きな方が絶対に強い。それは間違いない。

 

 

P366「やり抜く力」が強いということは、一歩ずつでも前に進むこと。

「やり抜く力」が強いということは、興味のある重要な目標に、粘り強く取り組むこと。

「やり抜く力」が強いということは、厳しい練習を毎日、何年間も続けること。

「やり抜く力」が強いということは、七回転んだら八回起き上がること。

 

 

成功するというのは大変なことだと改めて思う。この本で1番感銘を受けた文がこちら。

 

P368

書くことが大変なのは、

紙の上にさらされたおのれの惨めさ、情けなさを

直視しなければならないからだ

そして寝床にもぐる

 

翌朝、目が覚めると

あの惨めな情けない原稿を

手直しする

惨めで情けない状態から少しはマシになるまで

そしてまた寝床にもぐる

 

翌日も

もう少し手直しする

悪くないと思えるまで

そしてまた寝床にもぐる

 

さらにもういちど手直しする

それでどうにか人並みになる

そこでもういちどやってみる

運がよければ

うまくなるかもしれない

 

それをやり遂げたら

成功したってことなんだ

 

 

 

仕事も芸術も、一流になるのは本当に大変。頑張りましょう。