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「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

待機児童問題は問題ですらない

待機児童問題って、つまるところ、安くて安心な認可保育園に入りたいけど入れない人がいる、という問題なんですよね。でもこれってそもそも問題なの?ただのワガママじゃない?

 

 

安くて安心な牛肉を毎日みんながお腹いっぱい食べられる世の中でないことを牛肉不足問題とは言わない。

 

日本でガソリンをタダでいれられないことをガソリン問題とは言わない。

 

 

なぜなら、それは無理だから。

 

市場原理的にも、国のリソース的にも。

 

 

なのに、なぜ待機児童に関しては問題と認識されているのだろうか。

 

 

そもそも、価格と安心はトレードオフである。どんな業界でもそう。家だってセキュリティオートロックのお家の方がドラクエの鍵みたいなのしかついていない家より高い。食べ物だって育てた人の顔がわかる野菜の方がどこの国から来たのかよくわからない極彩色の野菜より高い。医療だって、病院で診てもらう方が市販の薬を飲むよりも高い。当たり前の話である。子供の保育だって同じ話だ。

 

きちんと教育を受けた保育士さんに一人当たり5人まで担当させ、一人当たりの面積も十分に与えたい、のであればかかるコストは当然大きくなる。

 

逆に外国人が一人で30人面倒見るのであれば、コストは極力抑えられるだろう。

 

労働生産人口が減っているんだから質の良い保育士を一定数以上保ち続けるのも大変。税収が減り続けているんだから、補助金にも限度がある。

 

でも、国による補助金がなければ、安い価格で保育園を運営出来るわけがない、と言う。そりゃそうだ。元々無理な目標設定なのだ。

 

安い価格を維持するためには、保育士一人当たりの児童の数を増やすしかない。つまり安心を手放すしかない。

 

安心は絶対条件です。でもお金は払えません。けど働きたいです。という要求がそもそも無茶なのである。

 

安心が欲しいのならお金を払えば良い。プロのベビーシッターを雇うが良い。誰も止めはしない。

 

お金がないなら稼ぐしかない。働いているんでしょ?労働生産性を上げて稼ぎを増やすしかない。

 

働きます。でも労働生産性は上げません。だから給料安いです。でも子供は欲しいです。安心で安い保育園を作ってください。

 

って、言ってることめちゃくちゃだ。

 

子供を安心して預けたいなら、それ相応の稼ぎを得るしかない。お金がないなら、自分で子供の面倒をみるか、安心を手放して安いところに預けるしかない。

 

保育園は義務教育の場じゃないんだから。行かせたいのは完全に個人の都合なんだから。甘えないで自分でなんとかしろ。