「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

沈黙 ーサイレンスー

映画『沈黙』を見ました。

文学、宗教学を大学で学んだことがある人間なら一度は聞いたことがある、遠藤周作の「沈黙」が原作です。

積読してあるのですが、重苦しいテーマなので、なかなか手に取る気がおきないまま、5年が過ぎ、ついに映画が作られたので、これ幸いと見に行きました。


上映時間2時間40分の大作です。


まぁ当たり前なんですけど。重い。テーマも重いし、映像も重いし、語り口も重い。


日本の平均的な30歳のサラリーマンには、宗教に命をかける人たちの価値観をどう理解したら良いのかわからず、終始、頭は混乱状態でした。

見終わった後も、何を思えば良いのか、何を感じれば良いのか、分かりません。

信仰を貫いた人がいた
信仰を棄てた人がいた
信仰を棄てさせた人がいた
何も知らない人がいた


信仰のおかげで生きていけた人がいた
信仰のせいで命を落とした人がいた
信仰する人を殺した人がいた


善いも悪いもない、善悪の彼岸の話。
こういうテーマは考えても答えが出ないので、もう思い出さないでおこう。