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「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

さよなら、超大国

コラム

アメリカはもう超大国ではない。
誰も言いませんが、そうなのです。


超大国の定義は「あらゆる国の政治的同行がその国の外交戦略の文脈の中で語られること」です。かつて冷戦時代、全ての国はアメリカかソ連、どちらかの超大国陣営に取りこまれ、すべての外交政策がこの2超大国の戦略の中で語られました。今はどうなったか。


EUの命運を左右するBrexitにアメリカは加担したのか。パリの大規模テロに対してアメリカが取った外交戦略は何か。イスラム国にアメリカは何が出来るのか。


何も語られないのである。何も語れないのだ。

 

なぜなら、オバマ政権の時代から、アメリカは世界の警察を止め、アメリカ・ファーストの外交戦略を続けてきたからです。


トランプ大統領の登場はアメリカの凋落を意味しているのではありません。これはアメリカの凋落の結果です。


反トランプの方はトランプ大統領の登場を嘆いている場合ではない。トランプ大統領への期待を醸成した今までの国内外の取り組みを反省しなければ、代案を出すことも、彼を打倒することも出来まい。


既にアメリカは超大国ではない。
凋落した結果が今なのだ。


ニュースでは誰も言わないけど、私はそう思う。