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「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

人生を半分あきらめて生きる 諸富祥彦

ビジネス本

普通に大学を卒業して、普通に就職して、普通に結婚して、普通に子供を育てて、普通に家を建てて、自分の子供が自分と同じように普通の人生を送る、そんなこと奇跡みたいな確率なのかもしれない。

人生を半分あきらめて生きる (幻冬舎新書)

人生を半分あきらめて生きる (幻冬舎新書)


だって、学校で虐められて不登校になってもダメ。就活の時に不景気だったらダメ。ブサイクだったらダメ。ハゲでもダメ。持病があったらダメ。自分の子供も同じように課題をクリアしていかないとダメ。

無理なんですよ、そんな人生。

昇進したい?無理無理。運良くプロジェクトにアサインされて景気が後押しして上司に気に入られる時期が10年続かないとだめなんだから。
結婚したい?無理無理。チビだめ、ハゲだめ、ブサイクだめ、低収入だめ、親族に変な人がいたらだめ、なんだから。自分だって綺麗で可愛くて家庭的で元気な奥さんが欲しいんでしょ?無理だよ。
理想の自分になりたい?無理無理。頭悪くて、性格悪くて、怠け者で、ケチでエッチで、みんなに嫌われているんだから。
孤独死はさけたい?無理無理。人間みんな死ぬ時はひとりだよ。ひとりを受け入れるしかないんだよ。



そう、一旦、自分が囚われている欲望を全て脱ぎ去ってみよう。欲望を諦めることで、本当に尊い生き方が見えてくるから。あきらめる苦しみに耐える大切さを教えてくれる一冊です。

私の場合、学校も就職もうまくいったけど、結婚で深くつまづいた口です。結婚生活がかくも辛いものだとは。。。まぁ、色々諦めながら生きていくしかありません。生きることに疲れた人はぜひ、この本をどうぞ。