「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

最近読んだラノベ

色んな本を読みます。最初に本を読み始めたのは国際政治の本でした。中国を読み解く!とかロシアの不思議!とか。当時は海外に憧れていたので、日本を捨て、どこの国で働こうか考えるために、そんな感じの本ばかり読んでいたのです。その後、司馬遼太郎歴史小説にハマりました。竜馬がゆく坂の上の雲翔ぶが如く、世に棲む日日、峠、燃えよ剣花神を読んで、心を震わせていました。将来は歴史を動かす偉人になりたいと本気で思っていたのです。そして大学生になり哲学書を読むようになりました。と言っても原書は手が付けられず、哲学の説明本みたいなのばかりですが。あいまあいまに現代小説、ホラー、ミステリーもたしなむようになり、最近ではビジネス書をよく読むようになりました。


数年前、角川ホラー文庫好きが高じて、カドカワの株主になりました。すると株主優待として毎年カドカワから数冊本が貰えるのです。せっかく貰えるのだから、自分では絶対に買わない本に挑戦してみようと思いました。本好きの私が自分からは決して手に取らない類の本。それは、ライトノベルです。今回はライトノベルに挑戦してみました。(かなり昔、イリヤの空は読みましたね、ダメでした)


一冊目、ノーゲームーノーライフ

ノーゲーム・ノーライフ 1 (アライブ)

ノーゲーム・ノーライフ 1 (アライブ)

ひきこもりの天才ゲーマー兄妹が異世界に転送されて大活躍する感じの話っぽい。ですが、妹の性的なブラコンぶり、兄のまんざらでもない感じがとにかく気持ち悪くて、前半50ページくらいで気持ち悪くなりギブアップです。結構ヒットしているラノベらしいけど、なんなの。妹とあんなことやこんなことしたいっていう欲求ってそんなに一般化しているの?めちゃくちゃ気持ち悪いんだけど。


二冊目、この素晴らしい世界に祝福を

引きニートの主人公がしょうもない交通事故で死に、異世界に転生されるもの。異世界には何でも好きなものを持って行って良いと言われたので、そのルールを説明してくれた女神を連れて行ってしまうというハチャメチャな設定。これも、なんだかやれやれ系な主人公で、気持ち悪いのかなと思いきや・・・なにこれ、面白い。最強魔法一発しか使えない中二病魔法使い、敵陣につっこみハチャメチャにされたいドM女騎士、アホだけどアンデッドにだけはめっぽう強い女神、なんだかんだ器用でそつがない主人公。彼らの良いところが奇跡的にかみ合って敵を倒すシーンは感動さえ覚える。この世界はクセになると思い、二巻にも挑戦してみましたが、日常系のノホホンな雰囲気が出てきて、しょうもないラブコメっぽい話になり、すぐ飽きました。


ライトノベルの面白さはキャラ設定に尽きる。『この素晴らしい世界に祝福を』の面白さは中二病魔法使いの存在一点だもん。他はどのアニメにも一人はいそうな、量産型のキャラばかり。案の定、この魔法使いを主人公にしたスピンオフ作品も出ているらしい。まぁでも、もういいや。


ライトノベルにも面白い本はありました。でも、やっぱり物足りないなぁ。もっと読み応えのある長編が読みたい。