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「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

うつ病にならないたった一つの冴えた方法

うつ病についての議論が活発化しているので、私が思うことも綴っておこうと思います。

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まず、うつ病になるかどうかは「自己管理能力が低いから」でも「完璧主義だから」でも「仕事が激務だから」でもないと私は思っています。ただ単に「ツキ」の問題です。運です。交通事故と同じです。自動車を運転している限り交通事故に遭うリスクにさらされ続けているのと同様に、この世界に生きているかぎり我々は、うつ病になるリスクにさらされ続けています。


あなたがどんなに仕事の要領が良く、素敵な恋人に愛されていて、生まれつきのお金持ちでも、絶対にうつ病になる可能性はあります。

あなたが女性なら、或る日突然、あなたの恋人が佐々木希と運命的な出会いで恋に落ちあなたをフり(さすがに佐々木希に求愛されて断る男はおるまい)、リーマンショックばりの経済停滞によって会社が倒産し、両親が突然死する可能性があります。原理的にありえます。

あなたが男性なら或る日突然、あなたの恋人が向井理に危機を救われ求愛されたら、あなたはフラれます。(向井理に危機を救われて心動かない女子はおるまい)そして急に現れた同い年の中途社員が世界一の天才であなたの仕事を全て横取りし、あなたが嫌がるありとあらゆることをすることに生き甲斐を感じる人である可能性があります。そして、あなたは仕事で居場所がなくなり、当然のように両親は死にます。そういう事態が起こり得るのがこの世界です。


そんなことが同じタイミングで重なったら、誰でもうつ病になります。恋人を失い、職を失い、家族を失ってうつ病にならない人はいません。どんなに自己管理能力が高くても、どんなに前向きな性格でも、どんなにダメな自分を許せる性格でも、ここまで酷な環境にさらされれば99.9%の人の心は折れます。



そう。誰でも、うつ病になる可能性はある。でも、たった一つだけうつ病にならない方法があります。





それは、あなたがその人の味方になってあげることです。




「私はあなたの味方だよ」と言って寄り添ってあげるだけで、その人は人生を生きていけます。人はたった一人の優しさで生きていける生き物です。


私の個人的な経験で言うと、新社会人の時代、子会社に出向になり、知り合いも同期も友達も家族もいない中で、徹底的に同僚からいじめられました。でも、たった一人だけ、私に声をかけてくれた本当にしょうもないおっさんのお陰で立ち直ることができました。仕事は適当で、ベテランなのに何も仕事を任されていなくて、ケチでエッチで怠け者なあのおっさんだけが私の相手をしてくれました。あの人のお陰で今の私がいます。まぁ、その話はいいや。



誰かが自分の味方だというだけで人は強くなれると私は思う。だから、「私はあなたの味方だよ」と寄り添ってあげるだけでうつ病からは救われる。


「あなた」とはいつかの「私」なのだ。


みんなが「辛い状況に生きているあなた」に寄り添う「私」になれれば、決して誰もうつ病にはならない。


たとえ恋人がいなくなり、仕事がなくなり、家族がいなくなっても、あのひとの隣にあなたがいれば、あのひとは大丈夫なのだ。


「自分の身は自分で守る」ということは、「あなたの身は私が守る」ことであり「私の身はあなたが守る」ということだと私は思う。

もしも、GW明けに何もかも嫌になっている先輩や後輩や同期がいたら、コーヒーにでも誘って、語らってみましょう。

彼、彼女は過去未来の私なんだから。