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「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

2015年に読んだおすすめのマンガまとめ

コラム

引越しをして、マンガを借りられる大きなTSUTAYAが近くなったので、2015年はかなりの量のマンガを読みました。少し前までは「One Piece」一強、世はワンピースバブルの狂乱の中にいると思っていましたが、今は新しくて面白いマンガが沢山出ていますね。今回は今年私が読んだマンがを面白かった順に紹介します。でも、10位以下はテキトーです。

 

17位 海街diary

 

海街diary 1 蝉時雨のやむ頃

海街diary 1 蝉時雨のやむ頃

 

 


映画は非常によかったのですが、マンガは普通。鎌倉のあのほのぼのとした優しい空気を感じるにはやはり映画の方が良いかと思います。まだ続いているので、映画も続編あるのかしら。

 

16位 orange

 

orange(1) (アクションコミックス)

orange(1) (アクションコミックス)

 

 


10年後の自分から手紙が届く青春ファンタジー。「大切な人」を守るために、今を奮闘する主人公、果たして大切な人を守ることが出来るのか!どうも登場人物のキャラが少女漫画チック=ありえないほどカッコよすぎて全く共感できません。そして読んで3ヶ月ほど経ちますが、どんな事件があったか、全く記憶に残りません。なんでこんなに売れているの??

 

15位 俺物語!!

 

 


映画化され話題のマンガです。少女マンガらしからぬ、ゴリマッチョな男が主人公なのが、ポイントですが、男目線で見ると、「こいつも白馬の王子様くらいにありえないな」と思います。漢気があって、無欲で、純粋で、力持ちで、大食いで、友だち想いで、底抜けに優しくて、元気で。こんなやついない。ただ見た目が暑苦しいだけで、ほぼ風早くんと同じくらいカッコイイ奴です。見た目がもっと、心底気持ち悪い奴でもよかったかも。ゴリマッチョは見方によっては、カッコイイからね。

 

14位 東京喰種

 

東京喰種 1―トーキョーグール (ヤングジャンプコミックス)

東京喰種 1―トーキョーグール (ヤングジャンプコミックス)

 

 


人間を食す種族のお話。人間の中にも下衆い奴らがいたり、グールの中にも人間と変わらない道徳観を持っている奴らがいたり、その辺の構図はほぼ「寄生獣」と同じ。グールと人間の間をいったりきたりするマージナルな存在が主人公というのも同じ。まだ途中までしか読んでいませんが、ここから寄生獣と渡り合えるほどの物語になっていくのでしょうか。

 

14位 死役所

 

死役所 1 (BUNCH COMICS)

死役所 1 (BUNCH COMICS)

 

 


死んだ人が訪れる役所、それが死役所。何で死んだのかで死者を担当する課が分かれる。事故死、病死、他殺等。故意に自動車でひき殺されたら他殺なのか?計画的ではないけど、なんとなくハズみで轢かれてしまったら事故死なのか、もらった毒まんじゅうをのどに詰まらせて死んだら事故死なのか他殺なのか、死因というのは非常にあいまいなものなので、そこをお役所的にバッサリ切って大丈夫なのか、という不安をもろともせず、曖昧な設定を突き進んでいる漫画。生前の話をオムニバス形式で描きますが、生前の話がメインなら別に死役所でなくても良いんじゃないかという気がしてくる。人間交差点で良いだろ。

 

13位 ワンパンマン

 

ワンパンマン 01 (ジャンプコミックス)

ワンパンマン 01 (ジャンプコミックス)

 

 


4〜5年前?くらいに話題になっていたweb漫画を、プロの漫画家が作画して単行本にしたものです。村田雄介さんの絵がめっちゃ上手い。web版も面白かったですが、ヒーローの動き・表情のバリエーションが段違いです。とくに女性キャラの体のラインの書き方がエロいです。

 

12位 僕だけがいない街

 

 


2016年1月からノイタミナでアニメ化もされるらしい。悪いことが起きると起きるちょっと前のタイミングから人生をやりなおすことのできる「リバイバル」能力をもった主人公が過去の凄惨な事件の真犯人を追い求めるミステリーです。まだ完結していませんが、物語の緊張感は半端じゃありません。時間が経つと緊張感が途切れちゃうので、こういうミステリーものは一気読みしたほうが楽しめる気がします。絵がちょっと独特ですが、アニメ版は大分緩和されそうです。

 

11位 からかい上手の高木さん

 

 


大人びた女子中学生と彼女に振り回されっぱなしの男子中学生ふたりの微笑ましい日常。一巻は読んでいるこちらも一緒にドギマギさせられてしまいました。でも、からかいとは「これがからかいではない」と思わせるから成立するのであって、からかいが続けば続くほど「どうせからかいだ」と思って、からかえなくなっていきます。このマンガのテーマからして長く続けば続くほど、あまり面白くなくなってしまう宿命にある。でも一巻は抜群に面白いのでぜひ。

 

10位 恋は雨上がりのように

 

恋は雨上がりのように 1 (ビッグコミックス)

恋は雨上がりのように 1 (ビッグコミックス)

 

 


17歳の女子高生橘あきらがバイト先の冴えないバツイチ45歳店長に恋をするお話。あきらは感情表現が苦手ですが、たまにデレもみせる超美人女子高生。モデル級美人女子高生と恋愛できるかもしれないという夢を我々オジサンに与えてくれるマンガです。たぶん30〜40代の男性から圧倒的な支持を得ていると思われます。でも、我々が少女漫画を見て「ありえねーよ」と思う100倍くらいありえないお話です。

 

9位 サイレーン

 

 

 

 


悪女「橘カラ」役を演じた菜々緒が話題になっていましたね。原作の雰囲気としては、もっと丸顔で肉感のある人のほうがイメージしやすい気がします。深田恭子なんて良いですね。ストーリーは本当に普通のミステリー。小説だったら何の話題にもならないでしょう。でも、絵が上手くて、キャラが魅力的なので、非常に楽しく読めます。

 

8位 空が灰色だから

 

空が灰色だから 1 (少年チャンピオン・コミックス)

空が灰色だから 1 (少年チャンピオン・コミックス)

 

 


天才・阿部共実先生の一話完結型のオムニバス形式連載マンガです。ソフトなのもありますが、ハードなやつはガチで心が疲れます。完全に大人向け。母子家庭のお話が一番好きです。何気に登場人物は巨乳が多い。

 

7位 四月は君の嘘

 

四月は君の嘘(1) (講談社コミックス月刊マガジン)

四月は君の嘘(1) (講談社コミックス月刊マガジン)

 

 


音が聴こえなくなった天才ピアニストの恋と再生の青春音楽漫画。主人公と一緒にかをりちゃんに恋をすれば、あなたの世界もカラフルに彩られることでしょう。肝となる演奏シーンが漫画では言葉と絵の雰囲気だけになってしまうので、音楽漫画はアニメのほうが向いていますね。最後は泣き崩れました。俺もヴァイオリンを弾く白いワンピース少女と恋したかったなぁ。「君は容赦のない人だ」っていうセリフが好き。

 

6位 賭ケグルイ

 

賭ケグルイ 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER)
 

 


キャンブルの強さで王様から家畜までの身分制度が与えられる無茶苦茶な高校のお話。100%運で勝敗が決まるギャンブルなら身分が安定するわけないので、案の定、いろんなイカサマが横行しています。要は騙す側と騙される側で力関係が決まる無慈悲な世界。高校生なのに何百万円という金のやりとりがあります。そんな無法地帯に編入してきたのが、主人公・蛇喰夢子。彼女が艶やかに無邪気にそのイカサマを潰していく様が非常に痛快!ちょっと頭がイッちゃってるのも魅力。原作者は非常に賢い人ですし、作画もめちゃくちゃ上手!あの絵があっての夢子のキャラです。あと少し妖艶さを増してもエロ漫画になっちゃうし、もうちょっと無邪気っぽくしても大人の読者が離れてしまう。とにかく面白い!今後が楽しみ。

 

5位 逢沢りく

 

逢沢りく 上

逢沢りく 上

 
逢沢りく 下

逢沢りく 下

 

 


猫村さんを描いた人と同じ作家さん。不思議な絵ですが、どっぷりストーリーに浸かってしまいます。美少女過ぎてなんでも思い通りに人を動かせる主人公・逢沢りく。でも家族にだけは恵まれない。そんな彼女が家族を離れ、人情の街大阪で暮らすことになるが・・・。暖かくて優しい涙が流れる傑作。手塚賞を受賞しただけのことはあります。

 

4位 ちーちゃんはちょっと足りない

 

 


「このマンガがすごい」としか言い表しようがないくらいスゴイ漫画!前半ではただのほのぼの日常ものかなと思わせてからの超展開がスゴイ。鳥肌が立ちます。誰も悪くないんだけど、人に対して嫌な奴になってしまう自分。なぜか自分だけ足りないと思えてしまう青春。すんごいよく分かる。自分の好きな人が、自分の嫌いな人と仲良くしているだけで、あんなにも嫌な気持ちになってしまう自分。そんな自分をもっと嫌になる自分。青春に限らず、たぶん一生付いて回る人間の汚い部分。こんな誰も直視したくない感情をよくここまで上手く描いたなぁと思う。表現の最高峰です。

 

3位 東京タラレバ娘

 

 


勧める人勧める人みんなドハマりする超話題の漫画。「もし〜だっタラ」「あのとき〜してレバ」とばかり言っていて結婚できない30代のタラレバ女性のお話。独身女性からすると超共感できるらしいです。会社の独身女性に貸したら、すぐに全巻購入し、同期中で大流行りしていると言っていました。既婚男性からみると「なに子供みたいなこと言ってんだ。馬鹿かおまえらは」と説教したくなりますが、これが現代のリアル女子の姿なのだから仕方ない。作者も言っているように、そんなに結婚にこだわる必要ないじゃんと思う。あなたは幸せになりたいんでしょ?愛されたいんでしょ?だったら愛されるように振舞うしかないじゃないか、というかあなたはすでに愛されてるんやで?結婚はまた話が別。全く別。結婚したいなら「結婚はあなたにはなにもしてくれない。あなたが結婚に対してなにができるのかを考えなさい」と説教したい。あと結婚と幸せは何の相関関係も因果関係もありません。ナマズと地震くらい関係ありません、あしからず。しかし名前に東京付ければなんでもシックリくるみたいな風潮ありますよね。

 

2位 キングダム

 

 


正真正銘に面白い王道少年漫画。笑いあり、涙あり。努力友情勝利の条件を全て揃えた次世代のワンピースか?!個人技だけでなく、軍対軍の戦いをここまで丁寧に描いた作品は初めて見ました。「斜陣かけ」とか読んでいて、非常に勉強になる(何に活かす必要のない、まさにトリビア)。作者はものすごく兵法を勉強したんだろうなぁ。戦の度に感心しきりでした。面白すぎて40巻一気読み。敵も味方も魅力的。羌瘣可愛い。ターントントンターン。

 

1位 るみちゃんの事象

 

るみちゃんの事象 1 (ビッグコミックス)

るみちゃんの事象 1 (ビッグコミックス)

 

 


今私がもっともオススメしたいマンガです。めっちゃくちゃ面白い!腹がよじれる!声を出して何度笑ったことか。「すごいよ!マサルさん」以来の衝撃!どんなフリにも斜め上から返してくる不思議系女子るみちゃん。勝手に泣いたり怒ったり笑ったり関西弁になったりで、読んでいると元気になれます。というか、るみちゃんの親友くみちゃん以外全員オカシイ。男の子から告白されたときのるみちゃんのセリフ「ごめん、人として見れない!」「ひ、人として!?」という流れが大好きです。

今の出版業界は本よりもマンガの方が売れているらしい。それは純粋にマンガの方がエンターテインメントとして受け入れやすいし。今のマンガ業界の勢いが凄まじいからだと感じます。最近のマンガはめっちゃ面白い。とか言いながら、「めぞん一刻」と「漂流教室」読んでる。