「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

Techacademy online bootcamp 終了

久々の更新です。平日は会社後→プログラミング→ランニング→ドラムの練習、休日は、プログラミング→スタジオ→プログラミングで、本やら映画やらブログやらがおろそかになっておりました。プログラミングは一応今日が締め日だったので、今までずっと追い込んでいたのですが、今日から少し余裕ができそうです。

なぜこんなにプログミングばかりしていたのかというと、以前にも少し言及したプログラミングスクール Techacademy online bootcampに申し込んでいたからです。8月半ばから始まったTechacademy onlin bootcampが今日終了いたしました。最終日の今日は恵比寿の本社で受講生が作ったアプリの試作版を披露しました。私もデザインと基本的機能だけを備えたベータ版を携えて、このwebサービスの可能性や魅力を十分に伝えてきました。どんなサービスかという話は、もうちょっと体裁を整えてからします。今年中に!!

そして、発表会の結果はというと・・・表彰ならずでした。もちろん自分では可能性を感じているし、審査員の方の食いつきも悪くない気がしたのですが、上には上がおりました。同じ音楽系サービスで、私よりも何ランクも上の技術を披露された方がいて、その方がグランプリを受賞されました。なるほど、世の中そんなに甘くないですね。でも、その方とは”音楽をこうしていきたい”という熱量と方向性は概ね一致しているような気がして、今後も情報交換をしながら、コラボできていけたら良いなと思っています。

Techacademy online bootcamp の参加を考えられている方向けに一体どんな内容で何が良くて何が良くないのかお伝えしたいと思います。

まず私がこのスクールに応募した動機ですが、このブログでも何度か言っているように、2012年秋にふと「こういうwebサービスがあったら使いたいな」と思い浮かびました。しかし、探せど探せどそんなサービスが存在しないことがわかり、いっそ自分で作ってしまおうと考えました。それからもう3年が経ちます。本屋に行って、何を勉強したら何ができるようになるのか、から調べ始め、HTML,CSS,PHP,Rubyと勉強していきました。Ruby on Railsなら自分のやりたいwebサービスが作れるとわかり、それからも奮闘の日々。一つの機能を実装しようとするたびにエラーにぶつかり、グーグル先生に聞いて答えを見つけては、また次の壁にぶつかってしまう。1m歩くのに一ヶ月かかるような気の遠くなるような作業で、だんだん熱意は薄れていきました。誕生日などの節目のたびにこのブログで、今年こそやったる、という決意表明をしては、日常の煩雑さに忙殺されてしまっていました。このままでは、一生webサービスなどできないと思い、やらなきゃいけない環境に追い込むためにプログラミングスクールを探しました。そこで見つけたのがTechacademyです。

期限は8週間。8週間後には発表会があるので、必ずそこまでにサービスを形にしなくてはなりません。参加費用は17万円!!決して安くない・・・。独身の時なら、さらっと「自分への投資じゃい」と言い訳できましたが、結婚した今、そんな金簡単には拠出出来ない。やるとなったら不退転の覚悟で挑まねば・・・。

このままだらだら、サラリーマンを続けては後悔する、やるだけやって死にたいと思い、奥さんに相談すると以外と許諾してくれたのもあり、この8週間をプログラミングに捧げることにしました。

そして8週間後の今、どうなったかと言いますと・・・
前の自分とは段違いに成長した自分を感じています。

Rails Tutorialを追いかけ、それがなぜこんな挙動をするのか何もわからなかった私が、自分でDBの関連を考え、デザインを整え、サーバーにアップロードしているのですから。

TechacademyのカリキュラムはHTMLの基本から実際にRailsで簡単なアプリを作って発表するところまで整っております。途中いきなり難易度が飛躍するところもありますが、Slackでプロのプログラマーの方に質問が出来ますので、納得するまで考えて進められます。Googleで検索していたら一週間かかるところが、Slackでプロに聞けば5分で解決してしまうので、成長度が段違いです。

まだまだひよっこながらプログラミングを勉強して思ったのが、「プログラミングは経験が最も重要」ということです。天才は別なのかもしれませんが、普通の人間は「こうすればこう動く」という経験をしていないと、どうしたら良いのか全く分かりません。だって、どんな素晴らしい関数やAPIが存在したって、それを知らない限り使えないんだから。一回プロに習って、こういう時はこうするということを体系的に学ぶ、そうすれば自分が実現したいアプリに対して基礎をどう応用すれば良いか想像がつくようになります。とにかく、いろんなタイプのコードを書いて書いて、動かして動かしまくれば、どんどん知識が増え、どんな時に何をすれば良いかわかるようになります。そういう意味で、普段の仕事からプログラミングに携わっている人は非常に有利だなぁと思います。私はなんの関係もない分野で働いていますので、そういう方が羨ましい。

今回はTechacademyが用意してくれたカリキュラムのおかげで大幅に知識が増え、その応用で私が作りたかったwebサービスの根幹部分が出来上がりました。が、まだまだやることはたくさんあります。開発の部分ではUIの向上、スマホ向けデザインの実装。さらに保守、運営、マネタイズのところをどうするかというのも全くのど素人なので考えていかねばなりません。ここはTechacademyの範囲外なので、今回発表会で出会った方々と切磋琢磨しながらやっていきたいと思います。

最後に今後の期待も含めてTechacademyの問題点を挙げますと、テレビ会議によるメンター制度が全然活かせていない点です。週2回30分づつ、web上のテレビ会議でメンターの方とお話出来るのですが、これが何を話す場なのかが完全にメンター任せになっているのです。技術的な話ならSlackで複数の方に聞ける、ならテレビ会議で何を話すのか・・・技術的な話を避けるとなると精神論とかweb界隈の出来事とか他愛もない話ばかりになってしまうのです。でも、お互い忙しい中30分も時間を取っているので、そんな話をしているのはもったいない気がするのです。その30分をコード記述に使ったほうがもっと有意義だったんじゃないかと思います。できればメンター制度はオプションにして、もう少し価格を下げたプランを用意してくださるとよろしいかと思います。

まぁ、個人的には半ば諦めていたwebサービスの完成が目前に迫ってきたので、今回のスクール参加は大満足です。「なんとなくプログラミングをやってみたい」という方では壁にぶつかった時に挫折する可能性が高いので、(実際途中でフェイドアウトした方も何人かいるそう)「何としてでもこういうサービスが作りたいんじゃ」という熱意を持った方には大変オススメしたいスクールです。是非どうぞ。

TECHACADEMY ONLINE BOOTCAMP