「何もない」がある

音楽と本について書きます。日々考えたくだらないことも。

恐怖小説キリカ

恐怖小説 キリカ

恐怖小説 キリカ

澤村伊智の最新作。
貴志祐介の紹介文さえ、この本の構成要素のひとつである、という不思議な小説です。


サイコホラーは「理解不能」だから怖いんですが、今回の場合は絶対サイコじゃない人がサイコってことになっているので、うそっぽい。というか、まぁ小説なんて全部嘘なんだけど、現実味を加えようとすればするほどうそっぽくなって、うそっぽくなればなるほど怖くなくなるけど、現実味がないと怖くない話になっちゃってるので、構造的に怖く成りえないという、可哀そうな小説です。

心霊系の怖い話をもっと書いてほしいですね。

ローカリズム宣言「成長」から「定常」へ 内田樹

ローカリズム宣言―「成長」から「定常」へ

ローカリズム宣言―「成長」から「定常」へ

あんなに勢いのあった内田先生も最近は本当に落ちぶれてしまいました。

本を一冊読んでも「なるほど」「そうだよね」と膝を打つ箇所がひとつもない。最近の内田先生は「そんな気がする」「経験がそう告げる」とわざと感覚で物事を語ろうとしている。学術書ではないので、全てが厳密に語られなければならないわけではないけども、読者が共感できない箇所に対して「なんで?」と思っても「そんな気がするから」で結論付けられてしまうので、どこも肩透かしをくらってしまう。

人間関係、夫婦関係、仕事、政治などなど迷った時は内田先生の本を取り出して文章を追っていたのも過去の話。いまでは内田先生の主張に全く共感も納得もできなくなってしまった。私もそろそろ脱内田樹宣言をしなくてはならないのかもしれません。


まず、この本を書くきっかけになったという「若者がローカルを目指す動き」というのが私の周りでは1mmも感じません。一瞬、Iターンとかいう言葉が聞こえた時期がありましたが、全く広がりを見せなかったという認識です。地域おこし協力隊も問題ばかりがフューチャーされて、その成果を聞いたことがない。私はもう田舎はダメだと思います。大都市圏への一極集中がより進むでしょう。だって日本全体で人口と経済を縮小しているんだもん。働き手もいないし、歳入も増えない。山の中に1、2件ある家のために道路と電線と水道を引いて維持する資源がない。そこから買い出しにいくにも車とガソリンが必要で、その資源がもったいない。人が減り貧乏になっていくからこそ、固まっていた方が生存戦略上良い。農林水産も高齢化が進みすぎて次の担い手がおらず、企業がそれらをまとめ始めていて農家も大規模化しているとJA関係の方が言っていました。地方で小商い化が進むのではなく、地方はその自然資源を大手企業が効率的に利用する。市民たちは大都市に集中して身を寄せ合って暮らす、というのが私のおおざっぱな未来日本予想です。

水も飲めて、電気もあって、食料もあって、道路も車も高速道路も空港もネットも全部揃ってて、親の世代でその全てがすでに整えられた世代です、私。今からワクワクするような社会の変化があるような気もしないし、特に生きることに不満も不便もないから、何か新しいことをやる意味もない。日本という国自体がすでに老成しているような気がしています。日本を人に例えると70歳くらい。今から何か新しいことにチャレンジする元気はない。今までのことを淡々と続けてあとは死んでいくだけ、社会全体がそんな閉塞感というか諦念に覆われているような気がするのは私だけでしょうか。



でも、幸せって閉塞感のことだと思うんですよね。

はなのあれの話

みなさん同じなのか知りませんが、私はたまに鼻の穴からぽろっと鼻くそが落ちてくる時があります。一か月に一回くらい。乾燥したやつがぽろっと。息を吐いたタイミングで。机に落ちるとチャッと音がするくらいのやつ。え?汚い?マジごめんなさい。それはホントごめんなさい。



許してもらったところで話を続けますけど。
家に一人でいるときならティッシュで取っておしまいですが、これが人前だと大変です。


デート中にぽろっとしたら、今までとろんとしていた女の子の目が「この鼻くそ野郎が」という目に変わります。

部下に説教しているときにぽろっとしたら、「いやいや、タスク管理いう前に、おたくの鼻くそ管理が先じゃないですか」とにらみつけられてしまいます。

会社の座席は目の前が年下の女性写真なのですが、ぽろっとしたのを見られてから、もう口をきいてくれなくなりました。




いや、わかるよ。みんなの気持ちは。そりゃ気持ち悪いわ。俺だってそんな人ひくもん。でもさぁ、これどうしようもないねん。勝手に落ちてくんねん。努力でどうこうなる問題ちゃうねん。だって鼻は開かれているから。鼻くそは生産されて続けているから。当然、鼻から落ちてくるでしょうよ。


じゃあ定期的に鼻を掃除しろって?してるっちゅうねん。でもない時はないねん。掃除しがいがないくらい普段は何もないねん。でも、ある時はある、それが鼻くそだ。


だから事故というしかない。車の運転中、急に自転車とか子供が飛び出してくるようなもんだ。じゃあ車運転しなきゃいいじゃねぇかってわけにはいかないでしょ?急に横から子供が飛び出してくるリスクには車は対応できないでしょ?それと同じように急に鼻からヤツが飛び出してくるリスクに社会生活は対応出来ていない。だから困ってる。


この一件によって、私が今まで積み上げてきた信用も実績も全てパぁだ。鼻くそは人間の尊厳のすべてを奪う。

まぁお尻からぽろっとしているところを見られるよりはマシかと思ったら、少し元気が出てきました。

マジ怖小説『ぼぎわんが、来る』

ぼぎわんが、来る (角川ホラー文庫)

ぼぎわんが、来る (角川ホラー文庫)

角川ホラー大賞を取ったマジで怖い小説です。マジで怖いです。


駅前の本屋で買って、読み始めたら怖すぎて家に帰れなくなりました。家に帰るとぼぎわんが来るかもしれないからです。


そーくるかっていう絶恐シーンがあります。怖すぎて何が起こってるのかわからなくて、クラクラしました。どういう状況が一番怖いのかってのをちゃんとわかってます、この人。


ただ、もういっそバケモンがいるってことを受け入れると怖さがなくなります。後半はバケモンのいる世界に慣れてきて、普通に物語として楽しめます。

素晴らしいホラー小説家が出てきました。澤村伊智、大注目です。

読後3日間寝込み小説『イノセント』

イノセント・デイズ (新潮文庫)

イノセント・デイズ (新潮文庫)


読後3日間寝込むという売り文句は言い過ぎではないほど、強烈な印象を残す小説です。語り口はなめらかで、物語の展開もわかりやすい。登場人物のキャラも想像に容易く、結末が気になってすらすら読めます。一気読み小説です。

ただし結末が…。
ここからはネタバレを含みますので、この小説をお読みになる予定の方はお控えください。








*****以下ネタバレ含みます******

あとがきで辻村深月が言及しているようにこの小説のすさまじさは主人公・田中幸乃の死への意思です。死刑になるために、絞首台に向かうその足取りで、今まで人生を狂わされてきた癲癇という病気に立ち向かおうとする様がすさまじいのです。彼女のこの意思は生きる意志ではなく、間違いなく死への強い意志です。これをすさまじいナニモノかであると形容するのはたやすいけれども、決してこれを肯定してはいけないと私は思う。



田中幸乃の言い分は「期待して裏切られるのが死ぬより怖いから」である。だから死への強烈な意思を持っている。これは弱い意志と言わざるを得ない。前のブログでも少しふれましたが、私の元妻も同じことを言っていた。「見捨てられ不安」というやつである。愛している人に捨てられる、親しい人に虐げられる、ことで死ぬ以上に傷つく、もう生きている間にこれ以上、傷つきたくないから死にたいのである。


これは前提が違う。あなたが人に見捨てられてきた人生なのではない。見捨てられない人なんてこの世に存在しない。ごめんけど、永遠に続く愛なんてないし、あなたをどんなことがあっても愛し続けられる人はいない。たとえ肉親でもあなたが求めるものすべてを与え続けられるわけではないし、永遠に愛を誓った恋人だって自分自身を優先してしまうこともある。それを見捨てられたと思うのであれば、仕方ない。あなたは見捨てられたのだし、これからもあらゆる人に見捨てられるだろう。


でも違うのだ。本当は見捨ててなんていないのだ。たとえあなたのわがままにこたえられなくなったとしても、情熱的な欲望の時間が過ぎ去ったとしても、あなたを別の形で愛しているのだ。「今頃あの子はどうしているのだろう」「あの時はとても楽しかったな」と思うことだって、立派な愛のカタチなのだ。たまにすれ違う人と挨拶を交わすことだって愛だし、落とした小銭を拾ってもらうことだって愛なのだ。それらは確かにそこに存在したという意味で、永遠の愛なのだ。そこら中に愛は溢れている。そのことに気づけない人にとって、この世界は地獄である。せっかく感じ始めた自分への愛情は必ず霧散し、誰かに奪われてしまう。それは辛い。そんな考え方をしている以上、絶対に幸せにはなれない。そういうものである。


実体験と重ね合わせて熱くなってしまいましたが、本当、嫌な気分になる小説でした。死への意思を賛美するのはよろしくない。凡人である我々は田中幸乃が前提とする世界観に唖然とするしかありません。


この世はそんなに悪いものじゃない。

読むと大人になれる本 『「若者」をやめて、「大人」を始める/熊代亨』

超一流はてなブロガー「シロクマさん」の著書です。


「若者」をやめて、「大人」を始める 「成熟困難時代」をどう生きるか?

「若者」をやめて、「大人」を始める 「成熟困難時代」をどう生きるか?


東京タラレバ娘が流行っていた時に、ちょっと絡んでいただいたことがありまして、このブログもその記事が一番読まれたという経緯があります。


nanikagaaru.hatenablog.com


つまり、シロクマさんは私の恩人であり、勝手に師匠と思っているのです。


私はバツイチ子ナシ超大型犬ありの31歳。ちょっと昔なら決して「若者」でなく、子供を二人くらい持っているのが普通の「大人」と言われる年齢です。最近、「将来の希望のなさ」に目の前が真っ暗になる夜があります。もっと上の世代が「どんな希望を持って毎日生きているのか」が不思議に思えてきたりすることもあります。毎年毎年同じ仕事を続けている人、それも将来なくなるとわかっている仕事。出世することもなければ、異動を受け入れてくれるところもない。子供いないし、部下には抜かれていくし、楽しそうに日々を過ごしているようにも見えない、そんな人がたくさんいる。もしかして、これは将来の私かのかもしれない。



と言うのも、自分自身、前ほどエネルギッシュに人生を謳歌出来ていないと感じるからです。たまに学生時代の友人と会っても前ほど楽しく盛り上がれないし、ゲームを買っても2時間も経たずに飽きちゃうし、旅行先でも周辺観光する元気も出ない、というかそもそも旅行したいという欲が湧かない。毎日できるほど性欲もないし、新しい趣味を始める元気も時間もない。5年前の自分ならDeepLearningを一から勉強しよう、とか今からはブロックチェーンを極めよう、という熱意が湧いてきたのに、今ではとても手をつける気にならない。このブログでも「自分を諦めるな!」「何歳からだってなんでも始められるんだ、甘えるな!」とか言ってた気がする。それが今では、なんとなく半年が過ぎ、1年が過ぎていきます。こんなことで良いのか、という焦りが湧くけれども、何かを変えたい思いが強くあるわけでもない。ただなんとなく「虚しい」。



そんな虚しさを感じている人のための本です。この本を読むと、若者から大人に変わるということを少しづつ受け入れる準備が整います。自分なりにどんな大人になれるのかを考えるきっかけをくれます。私くらいの世代の人にはぜひ読んでほしい。

P45 常に新しいものを追いかけ、変化し続け、自分の可能性や欲求を追いかけるのが「若者」で、そうではなく他人の世話をするのが「大人」だとしたら、「大人」とは、なんにも成長せず、なんにも変化せず、世話するばかりで、生きていく価値も面白みもないんじゃないかと、あなたは思うかもしれません。

我々が映画「横道世之介」を観て、胸をときめかせるのは、「これから何にでもなれる若者」の輝きに憧れるからです。これからどんな人に出会って、どんな仕事を見つけて、どんな恋人とどんな思い出を作るんだろうって。人はまだ見ぬ希望というのが大好きなんだと思います。

私も、もう31歳ですから社会人としての若手の時代は終わりました。あの頃に出会った人たちの影響があって今の私がいます。昔の恋人といろんな場所に行って、いろんな思い出を作りました。今から全く新しい分野の勉強を始めることはきっと出来ないし、20代前半の頃のように毎週いろんなところにドライブして毎日刺激的な思い出を作ることも出来ません。


でも、きっとそれで良いのです。私も若者の時代があった。あの時の出会いや体験はもう心に刻まれている。それを思い出しながら、今を過ごしていける。それがあったから今を生きているのです。だから今幸せなのです。



今から何にでもなれるということだけが「希望」なのではなく、今までのことがあったから今を生きているというのも「希望」なんだと思います。そのことに気づけただけでも素晴らしい読書体験でした。




もう一つこの本に書いてあった大事な点。大人の恋愛について。

P172 パートナー選びの重点も、美しいセックスの相手や自分のアイデンティティを補強してくれるアクセサリとしての適性から、共に生きていくための相棒、お互いに背中を預けられる戦友としての適性へと変わっていくことになります。


もうホントそれ。「背中を預けられる戦友」これに尽きる。顔が良いとか、おっぱいが大きいとか、足が綺麗とか、んなこと本当にどうだって良いのだ。若い時はそれが分からない。綺麗でエロい彼女を紹介されるとめっちゃ羨ましくなっちゃう。ブスな奥さんをもらっていると嬉しくなっちゃう。これは大きな間違いだ。


セクシュアルなシンボルは絶対に失われる。性欲は根絶される。それだけは間違いない。でも生活は続いてく。性欲は30で失われるけど、生活は80歳まで続いていく。だからパートナー選びは性欲基準ではなく、もっと複雑で困難な基準を採用しなくてはなりません。一緒に生きていくパートナー選びの基準は間に落ちているゴミを率先して拾ってくれるかどうか、自分の背中が痒い時でも相手の背中を掻いてくれるかどうか、自分の人生を作ってくれた家族や友人を大切にしてくれるかどうか、自分の人生で達成したいことを応援してくるかどうか、です。



そう。実はこれってめちゃくちゃハードルが高いのです。美人と付き合うよりもっともっと大変なんです。だって美人は生得的に手に入れられるけれども、こういった要素は勉強、口癖、生活習慣、心構え、行動、運動、仕事、周囲の人間関係など全て複合して、しかもそれが何年も積み重ねられて、作られていくものだからです。


若い頃綺麗でチヤホヤされてきた女性ほど、こういうことはできるようになりません。だってゴミは周りの人が拾ってくれるし、背中は男たちが率先して掻いてくれるし、みんな自分中心に動いてくれているのだから。20代前半の一番見た目が輝いている時期の振る舞いは「さすがですー」「知らなかったー」「すごいですねー」「センスいいですねー」「そうなんですねー」だけで事足ります。表面だけ、のらりくらり対処していけば、幸せが向こうからネギを背負ってやってきます。でも、それはセクシュアルな魅力が担保されているから許されているに過ぎないことに気づかないといけない。そうしないと空っぽでイタイ女性になってしまいます。まぁ、若くて綺麗なだけの女性をチヤホヤする男が、そういう女性を生み出しているんですけどね。

私もようやく「良いパートナー」とはどんな人か、というのがわかるようになりました。これも若い頃の恋愛や去年の激しい離婚を経たからなんだと思います。


なにはともあれ、読めば読むほど、「大人」とは何かを考えることができる本でした。


私の若者の定義は「将来に希望を見出している人」です。
私の大人の定義は「希望と共に今を生きている人」です。

仮想通貨の真実を照らす良書『After Bitcoin』 中島真志

アフター・ビットコイン: 仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者

アフター・ビットコイン: 仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者

仮想通貨のことが一冊で丸わかりの良本でした。「お金2.0」のポジティブな展望とはまるで違います。

結論を申しますと
「Bitcoinは今後縮小しかありえない。」とのことです。

理由は
・上位1%未満の人が9割を保有しており流通通貨としての役割を果たせていない
 マイナー(採掘者)も寡占化し中国10社が7割を採掘している。
・2028年にはBitcoin上限の98%が発行済になるため、リワードを見越して採掘する業者が激減する。
 マイナーがいなくなれば Bitcoinの承認作業がされなくなるため流通しなくなる。
・各国の中央銀行ブロックチェーンを用いたデジタル通貨の研究を急激に進めており
 中央銀行が支えるデジタル通貨と問題だらけのBitcoinの競争が始まる、どちらが勝つかは明白。


私が以前書いた疑問にも答えてくれたのでスッキリしました。
これです。
nanikagaaru.hatenablog.com

p86 マイニング業者の収益はビットコインの価格水準にも依存しますが、仮に、ビットコインの価格が現状(円建てで48蔓延2017年8月半ば時点)のままの水準に止まるものとすると、リワードは、現在のマイニングの成功1回ごとに600万円という額から、2020年頃には300万円に、2024年には150万円、2028年には75万円、2032年には38万円へと減少していくことになります。1回600万円の報酬であれば、マイニング業者は大きな収益が見込めますが、1回38万円の報酬では、とてもコストに見合わないといった状況は当然、発生しうるのです。国際決済銀行の報告書でも「リワードが減少していく中で、スキームをっ冴えるマイニングのインセンティブが時奥するかどうかについては、議論の余地がある」としてマイニングの中長期的な持続性には疑問を呈しています。

やっぱりマイナーはいなくなります。今後、計算コストの増加と報酬コインの下落が続き、それらの曲線が交わる場所が損益分岐点となり、その時点でBitcoinをマイニングする人はいなくなる。それは絶対に間違いない。この当たり前のことに気づいていない人がBitcoinに投資している。




今大量にBitcoinを保有している人は何も知らない素人を引きつけて、高値で売り抜けようとしているとしか考えられません。




仮想通貨にまつわる議論は金融界の人とIT界の人で意見が真っ二つに割れています。両方の意見を聞くと、どうも中島真志さんをはじめとする金融界の意見に軍配が上がります。「新しいからダメ」「中央システムが存在しないからダメ」なのではなくて、「システムとして続く仕組みになっていないからダメ」なのです。通貨は「永続する」という信奉がないと成立しませんから。ブロックチェーンを維持するために限定した人だけに承認作業をしてもらい、インセンティブを固定で支払う(税金で)、という中央銀行のデジタル通貨システムの方が圧倒的に強固です。




絶対になくなりますよ。Bitcoinは。マジで。